
㊧PARTISAN(パルチザン)、㊨TATRA(タトラ)
ブランドコンサルティングなどを営むクラインシュタインは、スロバキア発のスニーカーブランド「NOVESTA(ノヴェスタ )」から、中央ヨーロッパで医療従事者が使用しているコルクソールのサンダルをベースとした、ジェンダーレスなタウンユースのサンダル「PARTISAN(パルチザン)」「TATRA(タトラ)」を初登場させた。
PARTISANというモデル名は、NOVESTAの工場のある地区「パルチザンスケ」が由来で、通気性が良く、暑い夏を快適に過ごせる定番アイテム。価格は、1万9800円(税込)。TATRAは、シューズのように履くことができる丸みのあるトーキャップと厚手のラバーソールがアクセント。モデル名は、スロバキアにあるタトラ山が由来。価格は2万2000円(税込)。
それぞれブラック、グレー、ベージュの3色展開。他のNOVESTAのモデルと同様に、足にぴったりとフィットし、足の自然な形状に合わせた、疲れにくい着用感になっている。これらは、NOVESTAの代表モデルであるSTAR MASTER、MARATHON、ITOH、GERMAN TRAINER、RUBBER SNEAKERなどと同様に、スロバキアのパルチザンスケの工場で職人による手仕事で作られている。
NOVESTAは、環境に関する国際的な標準規格であるISO14001の認証を取得している。本社工場では高い環境基準をクリアし、地球環境に優しいサステナブルな生産体系を長年にわたり築いてきた。近年では動物性素材を一切使わないシューズの開発にも注力し、2018年には動物愛護団体 PETA(People for the Ethical Treatment of Animals(動物の倫理的扱いを求める人々の会)によりヴィーガン認証を受けた数少ないシューズサプライヤーにも選ばれている。NOVESTAのサンダル、MARATHONのVEGANモデルはリサイクル可能な合成皮革を利用したヴィーガンシューズ。
NOVESTA(ノヴェスタ)は1939年、旧チェコ・スロバキアのパルチザンスケ(Partizánske)という町にある歴史的な工業地区、バタ・インダストリアル・パーク(BATA Industrial Park)で誕生した。ラバーとキャンバスの製品に特化した靴工場は、歴史の流れを経て現在まで、ワーク、ラバーブーツ、ランニングシューズなど、純スロバキア産のフットウェアを創業から一貫して作り続けてきた。
チェコ・スロバキアが分裂する1年前の1992年、創業から半世紀の間にヨーロッパを代表する工場として名を上げ、純スロバキア産スニーカーブランドのNOVESTAを立ち上げる。以来、NOVESTAはオリジナルブランドとして成長を続けながら世界各国のブランドとともに多様なコラボレーションプロジェクトを世界に発信している。NOVESTAはヨーロッパの繊細さ、そして東欧の素朴な質感が残るハンドメイドスニーカーを作り続けている。
NOVESTA日本代理店のクラインシュタインは、2014年に小石祐介氏とコイシミキ氏によって設立され、スロバキアのスニーカーブランド「NOVESTA(ノヴェスタ)」を始め、国内外のブランドのコンサルティングや展覧会のキュレーションなどを行っている。
なお、東京メトロ表参道から徒歩9分の場所(東京都港区南青山4-24-4 B1F)に、「南青山 NOVESTA FITTING ROOM(ノヴェスタ・フィッティング・ルーム)」を開設している。このスペースでは、定番モデルのMARATHON、STAR MASTERの展開サイズ(EU35~45)を実際に試すことができ、正規取扱店舗の紹介も行っている。