サッカーシューズブランド「ヤスダ」から待望のジュニアモデルが登場――復刻から7年、次世代のサッカープレーヤーの足元をサポートする本格的なシューズを開発

ジュニア世代に向けたサッカーシューズLigaresta Jr.シリーズ。(左奥)Ligaresta IN Jr.、(右奥)Ligaresta Ace Jr. 、(手前中央)Ligaresta TF Jr.
YASUDAは、2018年に復活させたサッカーシューズブランド「YASUDA(ヤスダ)」から、ジュニアモデル「Ligaresta Jr.(リガレスタ ジュニア)」シリーズ(スパイク1型とトレーニングシューズ2型)を今春から発売し好調な動きを見せている。
ヤスダの復活は、学生時代にヤスダのスパイクを愛用していた佐藤和博氏が2018年、自社のクラウドファンディング第1号案件として、すでに2002年に倒産したヤスダの復活プロジェクト立ち上げ、さまざまな難題を乗り越えて(詳細はサムズアップの記事をご覧ください)「Ligaresta(リガレスタ)」シリーズの発売でかなえた。なお2018年12月には「YASUDA」の商標権を譲受している。
当初は、オールカンガルーモデルの「Ligaresta Pro」、前足部にカンガルーレザーを使った「Ligaresta Pro-ex」、そしてターフトレーニングモデルの「Ligaresta TF」を公式サイトで発売、その後オール人工皮革(マイクロファイバーポリウレタン)の「Ligaresta Pro-aw」と前足部がカンガルーレザーの「Ligaresta Pro-ex2」、インドアトレーニングシューズの「Ligaresta IN」を加えた。現在はアパレルも展開し、サッカー専門店やスポーツ用品チェーン店等、約300店舗で販売している。
2022年から本格発売したチームオーダーユニフォームは、トップスとパンツ、ソックスをセットにして1万円を切る価格と40日に満たない納期で人気となっており、毎年100チームずつオーダーが増えているという。
そうしたなか、ヤスダのスパイクのファンに小さな子どもがいる世代が多いことから、23.0㎝以下のジュニアモデルの投入を決め、2025年3月からスパイクとトレーニングシューズを発売した。
ジュニアスパイクの「Ligaresta Ace Jr.」(税込価格8250円)は、突き上げを緩和するために大人より9本多い22本スタッドを採用し、スタッドの高さも低く調整。アッパーはマイクロファイバーポリウレタンで、ミッドソールにEVAを挟んでクッション性を高め、子どもの足を守る。サイズは21~23㎝(ハーフサイズなし)。トレーニングシューズは、ターフ用の「Ligaresta TF Jr.」(税込価格6930円)とインドア用の「Ligaresta IN Jr.」(税込価格6930円)を19~23㎝(ハーフサイズなし)で用意。
ジュニアシューズ(スパイク、トレーニング)には、インソールの下に入れるスペーサー(スポンジ材)を2枚付属する。例えば、スペーサーを入れた21.0㎝のシューズはスペーサーを抜くことで21.5㎝になり、0.5㎜単位でのサイズ調整が可能。成長の早い子どもの足に対応するとともに、経済面でもサポートする。

Ligaresta Jr.シリーズにはインソールに加え、サイズを調整することができるスペーサーを付属している