
Aventrail R2T(㊧メンズモデル、㊨レディスモデル)
デッカーズジャパンが展開する「Teva(テバ)」は、2025年春夏シーズンの新作として舗装路からトレイルまで対応するハイブリッドランニングサンダル「Aventrail R2T(アベントレイル アールツーティー)」を発売した。
Aventrail R2Tは、サンダルの開放感とトレイルランナーの推進力を融合させた、革新的な「ロード・トゥ・トレイル」モデル。街中のアスファルトから森の小径、グラベルまで、ランナーの冒険心をそのままに、軽やかな走りを支える。
2024年に登場した「Aventrail Sandal」が、不整地を想定したトレイル特化型モデルであるのに対し、Aventrail R2Tは“街と自然の境界線を越える”ことをテーマに誕生。ソールは、くり抜くように形取られたミッドソールに、トップソールが埋め込まれ、ミッドソールから包み込まれるようなソール構造を採用。これにより軽量化を実現するとともに、足が前後左右にずれにくく、安定性も高めている。
ミッドソールは、独自の“LITE-COMF(ライトコンフ)”を採用。柔らかさと安定感のあるクッション性に加え、驚くほどの軽さを実現。足への負担を抑えながら、スムーズな足運びをサポートし、街から自然まで気持ちよく走れる設計になっている。なお、Aventrail Sandalに採用されている“HYPER-COMF(ハイパーコンフ)”ミッドソールが反発力と推進力を重視した仕様であるのに対し、LITE-COMFはより軽快でソフトな履き心地を追求。気軽なランニングや日常の移動を、より快適にすることに特化している。
アウトソールには、Teva独自の高機能な「Spider Rubber(スパイダーラバー)」を採用。この素材は、濡れた地面や滑りやすい場所でもしっかりとグリップし、岩場や雨上がりの路面でも安心して走ることができる。乾いたアスファルトでも同様に高いトラクションを発揮するため、日常からアウトドアまで幅広いシーンに対応する。
さらに、アウトソールの内側と外側で役割を分けた非対称のラグパターンを採用。内側のラグ(3.5㎜)は、土や砂利などの不整地で地面をしっかりと捉える形状になっており、外側のラグは路面での着地の安定性を高めるため、ソールにラグをぐるりと配置。繋がったラバー形状でねじれを防止する。この“二面性”のあるソールデザインにより、街と自然をシームレスにつなぐ走行性能を実現している。
カラーはメンズモデル、レディスモデルともに2色展開、価格は1万7600円(税込)。