「ミズノ」認知度の幅を広げる活動を次のステップへ
3月~4月に話題のコラボ商品を連続発売したミズノのスポーツスタイルシューズ。とくに大リーグの田中将大投手を始め、mita sneakers、ももいろクローバーZとの4者コラボのMONDO CONTROL ⅩⅨは、WEB予約でmita sneakersのサーバーがダウンするほど人気を集めた。直営店は約2カ月閉店したが、Eコマース中心の販売で4~5月は前年比200%、6月も同140%とコロナ禍でも売上げが伸びた。
RB-LINEのフラッグシップに位置付けるKAZOKUプロジェクトは、コラボで話題を呼んだウエーブライダー10が好調で、秋冬もフォーカスしていく。6月発売のカーボン繊維強化プラスチック搭載の雪駄、SETTA C/6も即完売となった。
認知度を上げる活動は次のステップに進める。そのひとつが8月から発売するXLARGE(エクストララージ)とのコラボ。また8月初旬からラフォーレ原宿およびドーバーストリートマーケットギンザでポップアップショップを展開し、昨年2月に発売したrhrnのミズノエナジー搭載バージョン(第2弾)を限定販売する。
これまでKAZOKUプロジェクトは、スニーカーヘッズをメインターゲットにしてきたが、ファッションブランドやストリートブランド、さらにはアーティスト、アニメ、eスポーツまでを視野に入れて、認知度を上げブランディングの幅を広げていく。
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