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2022年08月18日

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ナガセケムテックス、3Dプリンタ用レジン(樹脂)「RS-IAGシリーズ」を開発――自由設計可能で高反発・強靭なスポーツシューズのミッドソール等の用途へ展開

3Dプリンタ用レジン「RS-IAGシリーズ」

NAGASEグループのナガセケムテックス(大阪市西区、藤井悟代表取締役社長)は、高反発なゴム弾性を持ち、繰り返しの衝撃に強く、細密な3Dプリントデータを再現できる3Dプリンタ用レジン(樹脂)「RS-IAGシリーズ」を開発した。


近年、3Dプリンタを使用したシューズ製造が注目されており、ソール部の設計自由度向上や、金型不要のため少量多品種に対応でき、廃棄物が少なくなることなどが利点となっている。


商業製品は、細密なデザインを実現するために、液状の紫外線硬化樹脂(レジン)に紫外線またはレーザー光線を当てて造形物をつくる3Dプリンタ方式である光造形方式を採用するケースが増えており、ランニングなどに使用されるスポーツシューズのソール部は、程よく反発する弾性と部位ごとに設計されたデザインで走行性能を向上し、足の負担を軽減する製品が各社で開発されている。しかし、スポーツシューズは繰り返し強い衝撃が加わるため、材料の耐久性に課題があり、高反発で強靭な光造形3Dプリンタ用レジンが求められていた。


RS-IAGシリーズは1液性の光造形3Dプリンタ用レジンで、ナガセケムテックスの合成・配合技術により、卓越したレベルの強靭・高反発性を実現している。強度を保ちつつ軽量化できる、複雑な枝分かれの”ラティス構造”も細密に再現でき、足先や踵など部位ごとに枝の密度や線径を変化させて反発率を調整し、シューズの性能を引き出す設計が可能。また、透明なベース材料のため、各種クリアカラーに仕上げることが可能で、意匠性に優れる。さらにナガセケムテックスの3Dプリンタ用レジンは、用途や使用プリンタに合わせた性能カスタマイズが可能で、顧客とともに開発していく。


研究開発拠点であるナガセケムテックス 播磨事業所(兵庫県たつの市)には、オープンラボを開設しており、顧客と共同で最終製品の検討が可能。中小型から大型の多種多様な3D光造形プリンタや造形物の強度測定装置などの各種物性測定装置を保有しており、印刷から光造形後の洗浄、コーティングなどのプロセスについても検討ができる。同社では、3Dプリンティング製造のトータルソリューションを提供し、次世代モノづくりのニーズに応えていく、としている。


RS-IAGシリーズは、シューズのミッドソールだけに限らず、自転車やラケットなどのグリップ、サドルクッション等、高反発ゴム弾性が必要となる素材へも展開を想定している。


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