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2024年09月13日

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ミズノ、下関市の新たなスポーツ文化交流拠点「下関市総合体育館(J:COMアリーナ下関)」の運営管理を開始

メインアリーナ

ミズノは、8月5日(月)から下関市総合体育館(愛称:J:COMアリーナ下関)」の特別目的会社(SPC)の構成企業として、下関市では3つ目となる施設の運営管理を開始した。運営管理期間は、2039年3月31日まで。


下関市総合体育館は、既存体育館(下関市体育館)の老朽化による耐震性・安全性への対応、バリアフリーといった時代にあったニーズに応えるため新設されたスポーツと文化の交流拠点。この体育館は、現在、障がい者が利用する下関市障害者スポーツセンターの機能が集約され、障がい者は使用料を無料(減免)で利用できる。


市民の日常的なスポーツから各種スポーツ大会・イベントでの利用が可能なメインアリーナや多目的ホール(サブアリーナ)などがあり、屋外には誰でも利用できる芝生広場「みんなのはらっぱ」を整備した。メインアリーナは、約300インチの大型ビジョンが2カ所に設置されており、バスケットボールコート3面・バドミントンコート12面が確保できるスペースで、日常的なスポーツはもちろん、選手控室・大会本部室もあるため、プロリーグの試合や各種スポーツ大会・イベントでの利用が可能。駐車場も既存体育館の約300台から606台完備へと増やしている(駐車場の整備完了は令和7年3月末予定)。また、観覧席は2階に1807席(うち来賓席28席・一般席1779席)、1階は移動式観覧席が904席ある。


下関市総合体育館は、体育館を中心に半径5㎞を利用圏内として調査したところ、下関市全体の人口25万人の約6割を占めるエリアとなっており、年間利用者目標数は15万人としている。


学生や高齢者が多いため、バドミントン教室やキッズ運動教室などミズノ独自の自主事業として各種教室を開講。また、少人数での利用や文化教室などの利用が多いと見込み、個人利用で使いやすい多目的ホール(サブアリーナ)や、4つの多目的室、ホワイトボードやプロジェクターが設置された2つの会議室など、スポーツ以外のシーンで使える設備も充実している。災害時には、救援物資の搬入出ができる物流拠点施設としての役割も担う。


ミズノは、1950年代からスポーツ品の販売だけではなく、日本経済の成長に合わせスポーツ施設の設計・施工を行ってきた。現在はスポーツ施設の運営にも携わり、2024年4月現在、全国で179契約1258施設(うちPFI事業16件、指定管理事業132件(Park-PFI併用型含む)、運営受託事業14件、直営事業17件)を管理運営している。


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