2024年7月25日 マーケット 「レジャー白書2024」――2023年の余暇活動参加率1位は2年連続で「国内観光旅行」 余暇活動の参加率上位10種目 日本生産性本部は、2023年の国民の余暇意識および余暇活動への参加実態を調査した「レジャー白書2024」(速報版)を発表した。 それによると、余暇活動の参加率上位の種目は、1位が国内観光旅行で参加率は48.7%、2位は外食で同39.2%、3位は動画鑑賞で同37.0%だった。2022年は、1位国内観光旅行、2位動画鑑賞、3位読書だった。 1位の国内観光旅行は、コロナ禍で2020年は4位(参加率34.3%)、2021年6位(同32.8%)と下がったが、2022年に1位に返り咲き、2023年は前年より約6ポイント増となり、2019年の54.3%よりは低いものの上昇した。 2023年の4位は読書(前年3位)、5位音楽鑑賞(同6位)、6位ドライブ(同5位)、7位は映画(テレビ除く、同8位)とウォーキング(同7位)で、9位が複合ショッピングセンター、アウトレットモール(同9位)、10位SNS、ツイッターなどのデジタルコミュニケーション(同10位)だった。 男性・女性とも1位国内観光旅行、2位外食は変わらないが、ウォーキングは男性6位に対して女性は圏外、ウィンドウショッピングが女性7位に対し、男性は圏外だった。2022年に男性の10位だったジョギング、マラソンは圏外となった。 将来やってみたい、あるいは今後も続けたい種目では、1位国内観光旅行、2位読書、3位動物園、植物園、水族館、博物館だった。国内観光旅行は前年に続いて1位となり、希望率は65.1%で2位以下に28ポイント以上の差をつけている。 なお、この調査はインターネットを介して行われ、有効回答数は全国の15~79歳男女の3303。参加率とは、ある余暇活動を1年間に1回以上行った回答者の割合を示す。