「MIZUNO ENERZY」の“もっちり”とした感触のソールが高く評価される
ミズノは、2020年秋冬から発売している新開発の高反発ソール素材「MIZUNO ENERZY(ミズノエナジー)」を搭載したウォーキングシューズ“ME”シリーズの新製品「ME-05 GTX(エムイーゼロゴジーティーエックス)」を昨年12月から発売している。
「MIZUNO ENERZY」は、柔らかさによってためた接地時のエネルギーを、ロスを少なく反発させるミズノ独自の新素材。同社史上最高*の反発性をもつ素材として、2020年7月からパフォーマンスランニングシューズに搭載され、同年9月からはウォーキングシューズを始めとした他のスポーツカテゴリーへの横展開を進めている。(※各ベースポリマーにおける既存素材との比較。同社比:材料性能のみの比較であり、設計などにより効果や感じ方が異なります)
「MIZUNO ENERZY」の“もっちり”とした感触の反発性の良さは、コロナ禍で変化してきた「日常生活を楽にする」という生活者の志向にもマッチする。そのため、同社の主力ウォーキングシューズシリーズの“LD40”等とは別のニーズを引き出し、日常をストレスなく過ごすためのシューズを求める働く世代に向けた、新たなウォーキングシューズとして“ME”シリーズが注目されている。
ME-05 GTX 1万4960円(税込)/「GORE-TEX」と「MIZUNO ENERZY」で天候に左右されずに楽に歩けるウォーキングシューズ。㊧ブラック、㊥ホワイト、㊨ワインレッド
軽量性や屈曲性などアウトソールにも“歩きやすい機能”を満載
“ME”シリーズは、ミッドソール全面に「MIZUNO ENERZY」を使っているうえ、アウトソールにも歩行時の足の運びに合わせた意匠の採用や、踵と母趾球付近以外に穴を設計することで軽量化、さらに前足部に横方向に溝を入れて屈曲を柔らかくするといった歩きやすい設計を取り入れている。また、前足部のラバーに程よい硬度をもたせることで、バネのように跳ね返るような軽快な歩き心地を実現している。
このミッドソールとアウトソールを組み合わせたボトム構造は、コロナ禍で“健康のために歩く”ことがポジティブに捉えられるようになってきたなかで、「前に進む感覚を体感でき楽に歩ける」シューズとして人気を呼んでいるのだ。
ME-05 GTXのソールユニット(MEソール)。足の運びに合わせた意匠や軽量化のための穴の設計、屈曲しやすい横方向に入れた溝、蹴り出し時にバネのように跳ねさせる前足部のラバーの硬度設計といった機能をもたせている
天候を気にせずに歩ける「ME-05 GTX」で日常履きの選択肢が広がる
“ME”シリーズに新たに加わった「ME-05 GTX」は、アウトドアテイストを取り入れた日常で使いやすいアッパーデザインに、耐久防水性と透湿性を両立したゴアテックスファブリクスを搭載。シューズ内にソックス状に使用しているため、水を浸透させないうえ、汗として発散する蒸気は外部に排出。ムレを気にせずに、一日を快適に過ごすことができる。「MIZUNO ENERZY」をミッドソールに搭載することで、従来のミッドソール搭載モデル(FS900)との比較で、柔らかさが約20%*、反発性は約9%*向上している。(※%は従来のソール素材と材料性能のみを比較した同社比較数値です)
また、サイド部に防水透湿性素材のゴアテックスとのコラボレーションを強調した「GORE-TEX」のロゴを入れて、デザインアクセントにしていることもポイント。ゴアテックスファブリクス搭載で価格は1万4960円(税込)と、コストパフォーマンスも高い商品として注目されており、天候に左右されずに歩ける日常履きを求めるユーザーにとっては朗報となる。サイズ展開は22.5~28.0㎝で、カラーはホワイト、ブラック、ワインレッドの3色。
“ME”シリーズは、ON(ビジネス)・OFF(休日)で使えるシューズがほしい男性に向けたニットアッパーの「ME-01」(税込1万1000円)から「ME-05 GTX」まで、5品番が発売されており、2021年の春夏モデルとして発売した軽量で履きやすい中価格帯のユニセックスモデル「ME-03」(税込8690円)は、男性だけでなく女性にはホワイトカラーが人気となっている。