「ミズノ」から陸上長距離トラックレースとロードレースの両シーンで使用できるランニングシューズ登場

ミズノは、主に駅伝ランナーに向けたランニングシューズ「WAVE DUEL(ウエーブデュエル)」シリーズのトップモデルとして、「WAVE DUEL NEO 2 ELITE(ウエーブデュエルネオツーエリート)」を7月上旬から販売する。価格は2万5300円(税込)。
陸上競技の長距離種目では、シューズによって走り方のフォームが変わることを避けるため、トラックレースとロードレースで同じシューズを使用する選手が増加傾向にあった。しかし、2020年1月にワールドアスレティックス(世界陸連)が発表したシューズ規定により、ソールの厚さによってトラック種目では使用できないシューズが出てきた。
そこで、今回発売するウエーブデュエルネオツーエリートは、ソールの厚さをトラックレースの長距離種目でも使用可能な25㎜に設計。トラックでも従来の走り方のフォームを変えずに、パフォーマンスを最大限サポートできるシューズ開発を目指し、独自開発の高反発ソール素材と樹脂製プレートを搭載することで、高い反発性を実現した。
アッパーは、糸の編成を減らし網目を広げることで、通気性の向上と軽量化を追求し、前モデルより約10g軽い約185g(27.0cm 片方)を実現。また、シュータンや踵部の設計も見直すことで、さらなるフィット感の良さを追求した。
アウトソールには、軽量でグリップ力を高める「G3ソール」を採用。これにより、トラックレースとロードレースのどちらのシーンでも、地面を掴むような力強い蹴り出しをサポートする。
ウエーブデュエルネオツーエリートのほか、アッパーがローカットのモデル「WAVE DUEL NEO 2(ウエーブデュエルネオツー)」も同時に発売。価格は2万900円(税込)。グローバルで、ウエーブデュエルシリーズ全体で2万4000足(発売から1年間)の販売を目指す。
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