
製造工場で撮影された‟革を大切に使い切る”をコンセプトに開発された紳士靴
三陽商会が展開する紳士靴ブランド「三陽山長」は、‟革を大切に使い切る”をコンセプトに開発したシリーズを、6月20日(金)に千葉県木更津市の三井アウトレットパーク木更津にオープンしたブランド初のアウトレット店「三陽山長 三井アウトレットパーク 木更津店」で販売を開始した。
これまで、三陽山長のレギュラーラインでは、高級靴としての美観を重視するために傷やシワのある部分は避け、子牛の背中中央からお尻にかけての最も美しく均一な部位のみを厳選して使用してきた。しかし、ブランドとして自然の恵みである貴重な天然素材をより大切に生かしたいという思いと、アウトレット店の出店を機に、‟革を大切に使い切る”をコンセプトに新たな商品群を開発することとした。
今回のシリーズは、これまで使用を控えてきた、牛の生体時に自然に形成されたシワや血筋、傷跡などの天然の特徴がある部分も積極的に採用。レギュラーラインの裁断を行ったあとの残革を使用して製造している。貴重な天然素材を余すことなく活用することで、三陽山長のレギュラーラインの商品と比べて、求めやすい価格設定(税込6万6000円~)を実現している。
革本来の個性を受け入れながらも、レギュラーラインと同様の製法(グッドイヤーウェルト)・靴工場(東京・浅草)で丁寧に製作することで、三陽山長の品質と履き心地を保ちつつ、新たな価値を創造した本格派シリーズとなる。
デザインは、5種類(ストレートチップ、ダブルモンクストラップ、Uチップ、パンチドキャップトゥ、ローファー)で、展開サイズは6.0(24.0㎝)~9.0(27.0㎝)。