2025年3月28日 企業 三陽商会、「三陽山長」と「サンヨーコート」の複合店「三陽山長 粋 グラングリーン大阪店」をオープン 三陽商会は、紳士靴ブランド「三陽山長」と、コートブランド「サンヨーコート」を展開する複合店舗「三陽山長 粋(すい) グラングリーン大阪店」を、3月21日(金)にグランドオープンした大規模複合施設「グラングリーン大阪」南館2階にオープンした。 この複合店では、装いの核となる上質な靴とコートを1カ所で揃えることができ、トータルコーディネートの中心となる商品を提供する。なお、三陽山長 粋の関西出店は初めて。 商品構成は、日本のものづくりにこだわった両ブランドを代表する最上位モデルや定番品に加え、三陽山長ではパターンメイド企画、サンヨーコートでは100年コートのパーソナルオーダー企画を通年展開する。オープニングイベントとして、三陽山長の靴の購入者を対象に、靴磨き職人によるプレメンテナンスを無料で実施するほか、限定商品の受注会や三陽山長のスペシャルオーダー会を開催する。 三陽山長は、日本発の高級紳士靴ブランドで、熟練の職人による高品質な製品を販売している。2001年に三陽商会が展開を始め、現在は東京と名古屋に直営店5店舗、および百貨店内の4店舗で展開している。 2019年以降、上質な素材と仕立てを特徴とする12万~17万円台の高価格帯シリーズを発売し、上質を求めるビジネスパーソンから支持を得ている。2024年の売上げは前年を上回り、国産高級紳士靴ブランドとして市場での認知と需要が拡大している。東京の直営店には関西を始めとする地方からの顧客も増加しており、各主要都市への直営店出店を検討していた。 ショップデザインのテーマは“日本の粋”。三陽山長とサンヨーコートが誇る日本のものづくりの精神を、自然の素材や現代的なディテールで表現。鉄が錆びたときの”侘び・寂び”の質感を醸し出す外壁、タイル張りの土間床、木製の縦格子を用いた壁面やスペースの仕切りなど、日本の茶室建築の手法・意匠を現代的に解釈。“内面から客をもてなす”というシンプルで洗練された数寄屋造りの思想を取り入れ、落ち着いた雰囲気の中でゆったりと商品選びができる空間とした。 店内中央には、山形県鶴岡市の金峯神社から特別に譲り受けた御神木を使用した縦1.3m、横4.4mの特大テーブルを設置。浮造り加工を施すことで木目を際立たせ原木本来の風合いを残し、また、樹木内部に間接照明を配し柔らかな光が漏れ出ることで、和の趣と自然と現代の調和を演出している。快適な靴選びを考慮し、店舗奥には周囲を気にせずフィッティングができる特別なスペースを設けた。オリジナルデザインのフィッティング用ソファを配置し、リラックスして靴選びを楽しむことができる。 グラングリーン大阪店オープン記念として、三陽山長の頂上ラインの「零」シリーズのシグネチャーモデルであるホールカット「壱」の限定カラー(グレー、レッド、ブラウン、グリーン)を、4月6日(日)まで受注販売する。 サンヨーコートでは、日本製の100年コートの最上位モデル「100年コート 極KIWAMI」(メンズ税込23万1000円、ウィメンズ税込22万円)や「アンブレラコート」(メンズ税込8万6900円~14万3000円、ウィメンズ税込6万9300円~10万8900円)を中心に展開する。 ■「三陽山長 粋 グラングリーン大阪店」=大阪市北区大深町5-54 グラングリーン大阪 ショップ&レストラン南館2階、TEL06-7175-4308▽営業時間=11:00~21:00(施設に準ずる)▽展開ブランド=三陽山長(紳士靴)、サンヨーコート(メンズ中心、ウィメンズも一部展開)
三陽商会、寄付された紳士靴「三陽山長」を修理し認定中古靴として販売へ――不用な革靴を募り、障がいある若者への靴磨き・靴修理職人育成を支援する「三陽山長をはいた猫」プロジェクト第2弾 2023年8月7日 企業