上段:広陵町役場に設置された靴下自動販売機。㊧正面、㊨靴下販売部分のアップ。下段:販売している靴下は靴下デザインコンテストにて受賞作品に選ばれた3種類。㊧16.0~20.0㎝、㊥23.0~25.0㎝、㊨25.0~27.0㎝
清涼飲料などの販売を行うダイドードリンコ(大阪市北区、中島孝徳社長)は、自動販売機による地域活性化策として、奈良県広陵町内7カ所に「靴下自動販売機」を6月9日に設置した。
この自動販売機は、靴下の生産量日本一である広陵町が経済産業省近畿経済産業局から「地域ブランドエコシステム※」の構築、さらには関西全体がブランドとなる社会をめざす関西10のモデルに選定されたことを受け、地域ブランドの知名度向上や地場産業活性化のために企画したもの。
今年度は、「靴下デザインコンテスト」(主催:広陵町靴下組合)で受賞作品に選ばれた3種類の靴下を販売。価格はすべて500円(税込)。
同自動販売機は6月9日時点で、広陵町役場や広陵町立図書館などに計7台設置。今後、広陵町内の施設や企業などへの展開を予定する。
ダイドードリンコは、「この自販機を通して、地域の方や訪れる方々に広陵町と靴下の魅力が伝わり、地場産業のさらなる発展の一助になることを期待する」としている。
※近畿経済産業局が地域ブランドの国内外における知名度向上や市場開拓等を支援し、自律的好循環でブランド形成される社会を目指す仕組み