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2024年04月19日

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アキレス、滋賀県豊郷町と災害時における協定を締結――災害時に避難場所や電源設備などを提供

11月24日に行われた締結式の様子。左から豊郷町伊藤定勉町長、アキレス日景一郎社長

アキレスは、滋賀県豊郷町と「災害時における地域住民等への協力に関する協定」を、11月24日(木)に締結した。同日、豊郷町役場において締結式を行い、伊藤定勉豊郷町長と同社日景一郎社長が協定書を交わした。


この協定は、豊郷町における地震や風水害などの災害で、自宅の倒壊や浸水害等により避難が必要になった場合や電力、公共交通機関等の都市機能が損なわれる事態が発生した場合に、豊郷町と同社の相互協力により、地域住民や帰宅困難者等が安全に避難・滞在できる場所を提供し、住民等への支援を行うことを定めたもの。


被災時には豊郷町の要請に基づき、同社が町内に有する滋賀第二工場を住民等の避難・滞在施設(受入人数約150人)として可能な範囲で提供する。また、この施設において、携帯電話等の充電のための電源設備や同町が使用する物資の一時保管場所、公共交通機関の運行情報や災害情報などを提供する。


アキレスは、レスキューボートやエアーテントなど防災関連製品を開発・製造しており、自治体との災害時における協定についても積極的に取り組んでいる。これまでの協定は、資機材の供給が主だったが、今回は地域住民等への協力に関する初めての協定となる。同社では、「近年、全国各地で大きな災害が頻発する中で、今後も災害の現場で活動する方々や被災された方々の支援を進めていく」としている。


締結式でアキレスの日景社長は、次のように述べた。「当社が豊郷町に滋賀第二工場(旧関西工場)を設立したのは1973年。以来、50年近く、この地で事業を行ってきました。改めて日頃のご支援に、感謝いたします。当社では2021年10月から防災事業部を立ち上げ、既存の商品群に加え、新商品を開発して新たなサービスなどとともに高い社会性を有する事業として拡大していきたいと考えています。そのような事業展開の中で、当社自らも社会的責任を積極的に果たし、地域の共助の一翼を担うとの観点から、本協定の締結の運びとなりました。当社はこの度の協定を機に、豊郷町との連携を一層深め、地域防災に貢献できるよう努めていきます」


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