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2024年04月20日

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伊藤忠商事、「L.L.Bean」ブランドのマスターライセンス権および卸売販売権を取得――2023年から美濃屋およびサンリバーを通じた展開を開始



伊藤忠商事は、L.L.Bean International(米国メイン州フリーポート、Stephen M.Smith CEO)から、「L.L.Bean(エルエルビーン)」ブランドの日本市場におけるマスターライセンス権およびインポート商品の卸売販売権を取得し、2023年1月から美濃屋(岐阜県岐阜市)およびサンリバー大阪市)を通じて展開を開始する。


「L.L.Bean」は、レオン・レオンウッド・ビーン氏が1912年にアメリカのメイン州で創業したアウトドアブランド。原点である「ビーン・ブーツ」は、その快適さと丈夫さによって全米のアウトドア・ファンを虜にし、誕生以来100年を超えた今も世界中で愛され続けている。


その後も、革新的なデザインと品質を誇るトートバッグやフィールド・コート、フリースなど、ロングセラーを次々と生み出している。L.L.Bean 社は、カタログやECを事業の柱としつつ、グローバルで90店舗の小売店舗も展開・運営しており、2021年度の売上げは、小売上代ベースで約2500億円となっている。


「L.L.Bean」の日本展開については、L.L.Beanの日本支社がカタログ・EC事業や直営店舗を継続して運営。一方、伊藤忠商事は、今回の新たなパートナーシップの下、アパレルのライセンス品(Japan Edition)の商品開発および卸販売は美濃屋を、インポート商品の卸販売はサンリバーを起用し、ファッション感度の高い層やアウトドア愛好家をターゲットに、セレクトショップやアウトドア専門店、スポーツ量販店などを販路として展開していく。また今後は、アパレルに加え、新たなライセンスカテゴリーの開発も手掛けていくとしている。


L.L.Bean日本支社が展開する既存ビジネスに加え、伊藤忠商事は自社のブランドビジネスに対する豊富な経験と知見、美濃屋の商品開発・販売に関する強力なノウハウ、およびサンリバーが持つ日本国内の幅広い卸ネットワークを活用し、5年後に小売上代ベース50億円の新たなビジネス創出を目指す。


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