2023年3月30日 企業 アシックス、陸上短距離のフレッド・カーリー選手、陸上長距離のバシル・アブディ選手とアドバイザリースタッフ契約を結ぶ バシル・アブディ選手㊧とフレッド・カーリー選手㊨ アシックスは、陸上競技短距離のフレッド・カーリー(Fred Kerley)選手(アメリカ、27歳)とアドバイザリースタッフ契約を締結した。同選手は、100m9秒76の自己ベスト記録をもち、東京2020オリンピック競技大会男子100mで銀メダルを獲得、第18回世界陸上選手権大会(2022/オレゴン)の男子100mでは優勝している。世界で唯一となる100m9秒80、200m19秒80、400m43秒80を切る記録を併せ持っている。 フレッド・カーリー選手は、「アシックススリーとの一員となり、世界のトップスプリンターの1人としてブランドを代表して戦えることを大変うれしく思う。今後は、より多くの子どもたちに陸上競技に参加してもらうなど、アシックスとともにさまざまな活動に取り組んでいく」とコメントしている。 さらに、同社は陸上競技長距離のバシル・アブディ(Bashir Abdi)選手(ベルギー、34歳)ともアドバイザリースタッフ契約を結んだ。同選手はロッテルダムマラソン2021で出した2時間3分36秒の自己ベスト記録(欧州記録)をもち、東京2020オリンピック競技大会および第18回世界陸上競技選手権大会(2022/オレゴン)の男子マラソン競技で銅メダルを獲得している。 バシル・アブディ選手は「スポーツは世界共通の言語で、私に多くのものを与えてくれた。ランニングのおかげで一生涯の友達を作ることができ、新しい言語を学び、そしてアスリートとして人として成長することができた。創業哲学に“健全な身体に健全な精神があれかし”を掲げ、世界中のすべての人々の心身の健康を目指すアシックスの一員になれたことを大変うれしく思う」とコメントしている。