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2024年11月10日

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「オニツカタイガー」がミラノファッションウィークで2024年秋冬コレクションを発表



アシックスが展開する日本発のファッションブランド「Onitsuka Tiger(オニツカタイガー)」は2月21日、ミラノファッションウィークでファッションとスポーツ、そしてヘリテージとイノベーションを融合させた2024年秋冬のイエローコレクションを発表した。


このコレクションのテーマは、“アーバン・ウィンター”。日本製のアパレルで構成されたルックは、ウェットなコーティング加工により突然雷雨に見舞われた東京を彷彿させながら、都市的な冬風景のエッセンスを表現している。


カラーは、アイコニックなイエローに加え、メトロポリタングレー、ブラック、ベージュ、ヘーゼルナッツを組み合わせており、全ルックを通して斬新なツイストを加えたシルエットを創り上げている。コート、ジャケット、ピーコートは、ワイドショルダーと細いウエストのコントラストを、チューブ状のパディングやリブなどテーラリングならではの加工で強調。ダブルカシミヤのフーディは、同素材のコートやブルゾンの上から羽織るアウターウェアとして、新たな重ね着の概念を提案する。


メンズには、エクストラロングとアンクルカットのチノパンと5ポケットのワイドパンツ、ウィメンズにはストレッチのきいたスリムフィットとオーバーサイズのトラウザー。流れるようなシルエットのマイクロスカートや、光沢のあるスパンコール刺繍がなされたシルクパネルドレス、ウールソックスやクリーパーシューズとコーディネートが可能。


また、ブランド初のVカットハイヒールは、快適性と機能性にも注力。ラバーソールとトレッキングブーツを融合させたハイブリッドシューズや、ショルダーストラップのついたシンセティックレザーのダブルバッグもコレクションに加わっている。


生誕75周年を迎えるアニバーサリーイヤーのショーとして、創業年である1949年にちなんだ49ルックを披露した。また、ルックのアクセントとなるのは、ブランドにとって最もアイコニックなトラックトップからインスピレーションを得た、リブ編みのジップネックウールウェア。モダンなスカーフやエクストリームクロップトップとしても着用可能であり、Onitsuka Tigerのセレブレーションピースとなっている。


ショー冒頭では、振付師のAkane氏がプロデュースするダンスチーム、アバンギャルディが、ダンスパフォーマンスを披露した。17人が着用したイエローの制服と、オニツカタイガーストライプのない特別なデザインのMEXICO 66 SDは、映画「キル・ビル」をオマージュしたものであり、ヘリテージをモードに解釈した新たなスタイルとして、ブランドの進化を表現している。


ランウェイショーでは、世界的ピアニストのYuja Wang氏によるライブ演奏が行われた。楽曲は、今回のコレクションテーマに合わせて作曲されたもので、ピアノも時代を超えて愛される世界最高峰のピアノメーカーSteinway & Sons社がこのショーのためにイエローにラッピングした特別仕様となっている。


また、ミラノファッションウィーク開催に合わせ、イタリアを代表する老舗百貨店“Flagship store Rinascente Milano Piazza Duomo”との大々的なコラボレーションが行われ、百貨店正面のメインウィンドウをブランドのアイコニックなイエローで彩り、地下1F POP-UP STOREではSS24イエローコレクションを、4F POP-UP STOREでは鉄腕アトムコラボレーションアイテムを展開、7F Il Bar restaurantもコラボレーションにちなんだウィットに富んだ装飾が施された。


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