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2025年02月08日

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ゴールドウイン、竹富町(沖縄県)と包括連携協定を締結

包括連携の協定書を交わした前泊正人竹富町町長㊧とゴールドウイン森光取締役専務執行役員㊨

ゴールドウインと沖縄県八重山郡の竹富町(前泊正人町長)は7月26日(金)、地域社会の活性化を目的とした包括連携協定締結式を行った。


締結式は竹富町役場で行われ、竹富町の前泊正人町長とゴールドウイン取締役専務執行役員の森光が登壇した。この包括連携協定の締結により、相互の知見や資源を有効活用し、地域社会の活性化をはかる。とりわけ、竹富町の恵まれた自然環境と固有の伝統文化を保全することにより、西表石垣国立公園の魅力や価値の向上につながる活動を推進し、普遍的価値を持つ持続可能な観光地にとどまらず、責任ある観光の体現を目指す。また、子どもたちが自然と触れ合う機会を創出し、体験を通じて竹富町の自然や文化を学ぶことができる環境の充実を目指し、相互に連携する。


協定書は、ガンピという木の皮を原料とした和紙を使用して作った。西表小中学校ではガンピの種を植え、苗木まで育ったら畑に植え替え、8~9年かけて木を育てている。小学1年次に種を植え、9年後の中学3年次に大きく育ったその木の皮を漉いて和紙を作り、自分たちの卒業証書の用紙として使用している。これは、自然を通じた体験学習の1つで、45年以上続いている取り組みであり、今回はその和紙の提供を特別に受け、協定書を作成した。


前泊正人町長は、「竹富町は、島々の美しい自然環境と島固有の伝統文化が息づく町。しかし、その一方で、産業の偏重や人口の減少など、地域活性化を目指す上での課題も多く抱えている。この協定は、ゴールドウインと竹富町がともにこれらの問題に取り組み、持続可能なまちづくりを推進していくためのもの。この協定のビジョンには、自然環境保全と次世代を担う子どもたちの明るい未来への強い意志が込められている。竹富町は、ゴールドウインの経験やノウハウを活用し、自然と共生し続ける持続可能なまちづくりを目指し、伝統と新しさが共存する地域独自の文化を守り育てていく」と述べている。


また、ゴールドウインの森光取締役専務執行役員は、「当社は、自然の保護と利用をとても重要なことであると考えている。その具体的な取り組みの1つが、2020年に環境省と締結した『国立公園オフィシャルパートナーシップ』。国立公園の利用により自然の楽しさを体感いただき、同時にこの偉大な自然を守ろうという意識が芽生えることを目指す。社会問題や環境課題を解決することで、より良い未来を次世代に受け継いでいきたい。子どもたちが自然と触れ合う機会を創出し、環境教育も推進していく。これを具体化するために、竹富町と包括連携協定を締結できることはとても喜ばしく、西表島が世界自然遺産へ登録された記念すべき日に締結でき、素晴らしい縁を感じる」とコメントしている。


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