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2024年09月13日

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FOOLS、「grounds(グラウンズ)」の世界観を体験できる販売業態“grounds stand”を長野・松本市のセレクトショップ、Seltie(セルティ)からスタート



FOOLSが展開するフットウェアブランド「grounds(グラウンズ)」は、全国のセレクトショップとタイアップし、ショップ・イン・ショップ(SIS)形式でgroundsの定番アイテムをいつでも体験できる新たな試みとして、“grounds stand”を開始する。


第1弾は、長野県松本市のセレクトショップ、Seltie(セルティ)で、8月21日から定番アイテムを中心に12品番の販売を開始した。これまで直営店に来ることができず、試履きできなかったりサイズがなくて買えなかったりしていた顧客に、気軽に試してもらえる場所として利用できるようになった。


grounds standは、まずSeltieを第1弾として、試験的に顧客の反応を確認しながらアップデートさせ、ゆくゆくは什器もアップデートして全国へと販売先を拡大していく考え。


groundsは、これまでオンラインストアやポップアップ、卸売を中心に展開してきたが、顧客とのリアルな接点を作ることの大切さを実感し、2023年9月に旗艦店「grounds STORE 001」をオープンした。開店からまもなく1年となるが、その間に多くの顧客が来店し、コミュニケーションの大切さを再認識。今後、直営店舗を拡大するとともに、単独では商品を紹介することが難しい地域にも、協業しているセレクトショップとともにgroundsを体験する場を増やしていきたい、としている。


Seltieの宮下慎司代表取締役は、「groundsとの出会いは2020年。それまでにも、それからも数々のフットウェアブランドに出会ってきたが、履き心地やデザイン性、コレクション性、ブランドとしての継続性・持続性においてgroundsを越えるようなブランドに出会ったことはない。そのgroundsの可能性に心底惹かれ、店頭での展開はもちろんのこと、PARCOなどで過去3回にわたってポップアップを実施してきた。この企画を通し、groundsの世界観を一層、楽しんでもらいたい」とコメント。


一方、groundsの金丸拓矢代表取締役は、「構想自体は、ブランド開始2年目の2020年頃からあった。元々、靴は試履きができなければ購入するのが不安だという方も多く、その受け皿として卸売の取り引きを増やしていたが、在庫数やサイズ欠けの問題もあり、顧客体験という視点ではベストな環境が提供できていない、という課題感を持っていた。そんななかフランチャイズビジネスからヒントを得て、Seltie代表の宮下さんとも3年ほど前からアイデアをもらっていた。そのような経緯を経て、今回のgrounds standを企画するに至った。groundsのポップアップストアが近くの通い慣れた店に常設されているようなイメージを持って来店してもらえればと思っている」と述べている。


■「Seltie(セルティ)」=長野県松本市中央2-5-13 2F、TEL0263-34-5045


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