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2025年03月21日

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FOOLS、「grounds(グラウンズ)」主催のアートプロジェクト「groundscolere」第2弾はシューズをモチーフにした下村悠天氏の絵画をgrounds STORE 003で展示・販売

㊧Groundscolere×下村悠天、㊨は「grounds」のJOG㊤とJOG VISION㊦

FOOLSが展開する「grounds(グラウンズ)」は、昨年末に原宿にオープンしたgrounds STORE003で2月10日(月)〜4月6日(日)、アート・カルチャーとファッションを掛け合わせた実験的な新プロジェクト「groundscolere(グラウンズコレル)[陽黒1]」の第2弾を公開する。


今回のアート作品は下村悠天氏の絵画で、groundsから昨年末にデビューしたランニングシューズから着想を得た“JOG/JOG VISION”をモチーフにしている。


情報社会に生きる私たちの認知や欲望について、絵画表現を用いて考え、表現してきた下村悠天氏。カラフルなキャラクターの顔がグリッド状に並べられた《#》シリーズと、絵画の表面を指で削り、イメージ下の絵具の層を露出させた《Re-touch》シリーズがある。


今回のgroundscolereでは、これまでの2シリーズを、groundsをモチーフとして新たに展開させている。《#》シリーズでは、「JOG」「JOG VISION」の蛍光色を模したキャラクターを増殖させることで、SNSで拡散されることで形成されるファッションの「トレンド」との関係を想起させる。ひとつのイメージや情報がSNS上で「拡散」されていきながらも、よく見ると、ひとつひとつの「顔」のコンディションはかなり違っている。同じキャラクターのように見えながら、SNS上で拡散される過程でイメージや情報が少しずつ歪み、変わってしまう様子を、独自の制作手法で表現したシリーズとなっている。


groundsが直接描かれた《Re-touch》シリーズでは、ディスプレイの「向こう側」への欲望をテーマにしている。あたかも私たちの消費の欲望を代行するかのように画面を這い回っている指の痕跡は、ディスプレイに映る魅力的なイメージ(キャラクター)に触れたい、所有したいという私たちの欲望によって、逆にイメージを破壊してしまうという暴力性が表現されている。


各作品の制作プロセスは、grounds store 003のインスタグラムで公開されているほか、完成作品はgrounds STORE 003で展示・販売される。下村悠天氏の作品の後は、井田大介氏の作品が順次公開される予定。


■「grounds STORE 003」=東京都渋谷区神宮前4-26-12 カワノビルB1F▽開場時間=12:00~19:00、入場無料


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