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2025年06月23日

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グンゼ、秋冬の足のニオイに関する調査を実施――「気にしている人」は63%、対策や悩み解決アイテムも紹介

㊧「Tuchē」スニーカータイツ、㊥「アセドロン」ショート丈靴下、㊨室内履き「UCHI-COLLE」

グンゼは、公式X(旧Twitter)のアンケート機能で、秋冬の足のニオイに対する悩みやその対策方法に関する調査を実施した。その結果、63%の人が秋冬の足のニオイが気になっていることが分かった。また、ニオイに対して対策を行っている人は20%で、「消臭スプレーや足用の石鹸を使用する」「消臭機能のある靴下を着用する」など、さまざまな対応を行っていることがわかった。調査は10月6日~7日に行い、対象者は@gunze_jp 公式Xのフォロワー11万7421人(11月7日時点)。


「秋冬になると足のニオイは気になるか」(計106票)の問いには、「常に気になる」が14%、「たまに気になる」が19%、「汗をかく時に気になる」が30%、「気にならない/ブーツを履かない」が37%だった。また、「足の匂いに対して何かしらの対策をしているか」(計97票)には、「している」が20%、「していない」が80%。「足の匂いに対してどのような対策をしているか」(計104票)には、「消臭スプレーや足用の石鹸などを使用している」が14%、「消臭機能のある靴下などを着用する」が13%、「靴を乾燥させたり洗うようにしている」が16%、「していない」が57%だった。


グンゼでは、足がクサくなる原因は、①汗、②角質、③靴としている。もともと汗は無臭だが、足の裏は汗腺が多く、靴や靴下でムレたり汗をかくと雑菌が繁殖しやすくなるため、これがニオイの原因の1つといわれている。また、不要になった角質や分泌された皮脂、爪の垢などが栄養となって雑菌が繁殖すると、菌が角質などを分解する際に嫌なニオイ(アンモニア臭)を発する。さらに、クサいニオイが発生しやすい靴は、雑菌が好む湿気の溜まりやすいパンプスやスニーカーといった「足を覆う靴」。こうした靴に通気性の悪いストッキングを履くと、さらにムレやすくなり、ニオイが悪化する。


一方で、実は、足がクサくなる人とそうでない人にはいくつかの違いがあり、意外な習慣がニオイの原因となっているケースもあるという。それは、ストレスを感じやすい人。ストレスを感じるほど足の裏から多くの汗が出るため、雑菌が繁殖し、ニオイやすくなってしまう。


次にサイズの合わない靴やサンダルを履いている人。足のサイズに合わない靴やサンダルを履いていると、歩くたびに靴の中で摩擦が生じ、足の裏に雑菌のエサとなる角質ができやすくなる。さらに、けがや水虫がある人。けがや水虫が原因で皮膚が傷むと、角質がはがれやすくなったり、細菌バランスが崩れやすくなる。そして、毎日同じ靴を履く人。毎日同じ靴を履いている人や、一日中靴を履いている人は、湿った状態の中で汗や皮脂が付着したままとなり、雑菌が繁殖しやすくなる。毎日足をキレイに洗っていても、靴自体に雑菌が繁殖していれば、ニオイの元となる。とくに高温多湿の環境で靴を保管している場合や、通気性の悪い靴を履いている場合は、靴の内部が乾燥しにくい。


自分ですぐにできる足のニオイ対策としては、①殺菌成分が配合されている石鹸で足を洗う、②爪を切る、③一日履いた靴はしっかり乾燥させる、④靴をローテーションして履くことを勧めている。


同社の製品では、足底に吸放湿素材を使用し、抗菌防臭加工を施した「Tuchē」スニーカータイツ(プレーン、税込660円)、珪藻土からヒントを得た速乾テクノロジーが汗を瞬時に吸収し、素早く乾かす「アセドロン」ショート丈靴下(税込1254円)、メッシュ素材で通気性が良く、抗菌防臭加工が施されている室内履き「UCHI-COLLE」(税込770円)などを用意し、「ムレやすい」「ニオイが気になる」という悩みを解決するアイテムを販売している。


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