2024年12月11日 企業 アシックス商事、神戸に直営店「ASICS WALKING三宮中央通り」をオープン――店内に“アシックスウォーキング”のアーカイブコーナーも設置 売り場とアーカイブのコーナー㊨ アシックス商事は、ビジネスタイプやカジュアルタイプなどのウォーキングシューズを取り揃えた直営店「ASICS WALKING(アシックスウォーキング)三宮中央通り」を12月6日、兵庫県神戸市にオープンした。 立地は、神戸旧居留地地区に位置し、店内はブランドカラーであるASICS WALKINGブルーを基調としながら、ホワイトとグレーを配した上品で落ち着いた雰囲気で、リラックスして過ごせる空間とした。 店内には、スポーツシューズの機能を搭載したビジネスシューズ「RUNWALK(ランウォーク)」シリーズや、カジュアルシューズ「PEDALA(ペダラ)」シリーズのほか、オープンを記念して、フランスの高級靴ブランド「CORTHAY(コルテ)」とのコラボレーションシューズも取り揃えるなど、メンズシューズを中心とした商品構成としている。 また、非接触型の3次元足形計測機「INFOOT 2」を導入。赤色レーザー光を8台のカメラで撮像し、足の3D形状を計測するもので、足長・足幅・足囲・踵幅・足高・アーチ高・踵傾斜角度・第一趾側角度・第五趾側角度の9つの項目を、片足あたり2~3秒で計測する。これらの計測データをシューズ選びの基本とし、専門スタッフが顧客の要望に応じて、足に合った靴を提案する。なお、INFOOT 2は、誰でも無料で利用できる。 さらに、オープンを記念して、店内にアシックスウォーキングの歴史を記したコーナーを設け、ブランド・スローガン“Sound Mind, Sound Body”とともに、アシックスの創業者である鬼塚喜八郎氏が描いた、ASICS WALKINGを誕生させた想いを紹介するほか、初代モデルのレプリカや歴史年表などを展示する。 そのほか、1994年に誕生したRUNWALKの初代モデルから現モデルのアーカイブシューズ7足を展示しながら、テクノロジーの変遷を伝えるコーナー、履き心地の違いに大きな差をもたらす“靴の木型”ができる工程を、原木を使って説明するコーナーも特別に設けるなど、これまで培ってきた技術を生かしながら、こだわり続けてきたASICS WALKINGの靴づくりに対する姿勢を紹介する。 1983年に、“健康と豊かな感性を持った人間性の回復”を理念に誕生したASICS WALKINGは、1987年にウォーキングシューズの直営店として「歩人館」をアシックス創業の地である神戸で開業した。当時から手計測で足をはかるなど、一貫してデータを基に顧客の足に合ったシューズを提案し、パーソナライズされたサービスの提供に努めてきた。 ■「ASICS WALKING三宮中央通り」=兵庫県神戸市中央区三宮町2-6-4 宮内三宮ビル1F、TEL078-977-7993、▽取扱商品=RUNWALK(メンズ、ウィメンズ)、PEDALA(メンズ、ウィメンズ)など▽面積=約72.6㎡(約22坪)▽営業時間=11:00~20:00▽定休日=不定休