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2025年01月13日

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アサヒシューズ、「アサヒフットケア」のモーションガイドスロープ機能が「福岡県発明協会会長賞」を受賞――昨年の「ガチ強」に続き2年連続で

アサヒシューズの㊧から商品開発部商品デザイン課課長岡謙祐氏、執行役員商品開発部部長塚本裕二氏、技術部技術課江西浩一郎氏(11月15日に大分市で開催された令和6年度九州地方発明表彰式で)

アサヒシューズは、国立大学法人佐賀大学と共同開発したシューズ「アサヒフットケア」の靴底に搭載している、正常歩行をサポートする機能特許“モーションガイドスロープ”が、令和6年度九州地方発明表彰で「福岡県発明協会会長賞」を受賞した。同社は昨年、ジュニア向けシューズ「ガチ強」(ガチツヨ)の本底意匠において、福岡県発明協会会長賞を受賞しており、今回で2年連続の受賞となった。


モーションガイドスロープ(特許第7062234号)は、靴底の中足骨の中間付近に相当する位置で、かつMTP関節(屈曲ライン)を回避した形状の硬質部材を配置。この硬質部材は、接地面側は平坦で、上面(接足面)は小趾(こゆび)側が高く、親趾(おやゆび)側が低くなっているため、理想的な荷重移動を促進して、正常歩行(あおり歩行)をサポートする、というもの。

モーションガイドスロープ(ブルーの部分)

アサヒフットケアは、社会課題でもある糖尿病足病変に着目した“足の健康を守る”というコンセプトで開発され、その靴底に装着されている“モーションガイドスロープ”は、外側(小趾側)がより不安定な歩行になることを予防する働きが期待される。


“モーションガイドスロープ”により、着地時に発生した荷重が外側から内側へ促されるため、正常歩行をサポートし、さらに歩行動作において足が屈曲するライン(MTP関節)を回避した形状と場所に配置することで、歩行動作を阻害せず、少ない負担で違和感なく快適な歩行を促進する。


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