
「JFIT(ジェイフィット)」のJF-NEO。㊧継続色のシルバーレインボーとブラックメタリック、㊨2025年春夏新色のホワイト/パープルとデニム
ゼットが2024年6月から展開をスタートした自社開発のスタジオフィットネスシューズブランド「JFIT(ジェイフィット)」は、発売して約1年が経過してマーケットに順調に浸透してきた。
コロナ禍で、室内で行うフィットネス業界も大打撃を受けたが、2023年からスポーツクラブが復活し、シューズも回復してきた。大会やイベントも2024年から復活し、リピータープラスアルファになってきている。
ジェイフィットのファーストモデル「JF-NEO(ジェイエフ・ネオ)」は、まず3色で展開し、2024年11月からは新色2色(シルバーレインボー、ブラックメタリック)を加え、2025年春夏シーズン(4月発売)にホワイト/パープルとデニムの2色を加えている。
同社では、100人以上の契約フィットネスインストラクターの声をフィードバックしつつ、イベントでのブース出展等を行いながら認知度向上に努めており、JF-NEOには「これまでのモデルより軽くなった」「柔らかくて屈曲が良くなった」という声が挙がっている。足の小指部分が当たるアッパーサイドの補強を外したことで、多くの人に選んでもらえるようになったこともあって、口コミを含めてじわじわとマーケットに浸透しつつあり、同社では、「計画通りのスタートが切れている」と話す。
JF-Neoは、エアロビクスやハイインパクト、ステップ対応モデルとして開発され、TPUプレートがネジレを防止し、踵部に衝撃吸収材とTPUパーツを搭載することで、フィットネス特有の動きをサポートする。価格は1万7380円(税込)。
2025年春夏新色のデニムは、フィットネス業界のトレンドが従来のスポーツ色の強いウェアからカーゴパンツ系のウェアにトレンドが移ってきていることに対応し、同社が展開するダンスエクササイズ&スタジオシューズブランドの「ryka(ライカ)」でも実績のあるデニム調×平紐のモデルとして採用したもの。サイズ展開は22.5~28.0㎝としているため、「男性にも選んでもらえている」という。一方、ホワイト/パープル(22.5~26.0㎝)は、つま先とタンにホログラムを採用、ラメ入りのシューレースを使うなど、ディテールにこだわっている。
10月から発売予定の2025年秋冬シーズンは、ホワイト/ヒョウ柄(22.5~28.0㎝)とゴールド(22.5~26.0㎝)の新色を発売する。さらに2026年春夏に向けては、より軽く柔らかいニューモデルの投入を計画している。