【子ども靴特集 ムーンスター「スキルシューター」】子ども靴専門店のゲンキ・キッズに聞く!「スキルシューター」の魅力と売り場づくりのポイント
ムーンスターが2021年12月にローンチしたジュニアスポーツシューズ「SKLSHŌTER(スキルシューター)」が好調な出足を見せている。
ブランド立ち上げに合わせ、子ども心をくすぐるオリジナルのアニメーションビジュアルを使用したプロモーションを実施。TVCM、YouTube広告などオフライン、オンライン両軸で展開している。店舗に向けては、アイキャッチとなる販促物を用意して売り場づくりをバックアップしている。
同社がバックアップする子ども靴専門店「ゲンキ・キッズ」でもスキルシューターの展開を強化。今回は、さいたま市にあるゲンキ・キッズステラタウン大宮店で、スキルシューターの動向や顧客の反応、売り場づくりについて山﨑紅店長に話を聞いた。
男の子が好むギラギラとしたデザインと、子ども心をくすぐる“スキル”が購入の決め手
・スキルシューターの位置づけについて。
当店は、ベビーの頃から来店してくださっているリピーターの方が多いため、キッズ、ジュニアの来店比率が非常に高いことから、スキルシューターをメインブランドとして位置づけ、売り場づくりを強化しました。モール内に出店しているため、店の前の通路を歩かれるお客様にも知ってもらえるよう店頭に2カ所と、来店したお客様にゆっくりと選んでいただけるように店内のジュニアシューズコーナーに1カ所、計3カ所にスキルシューターのコーナーを設けています。
・売れ行きは?
昨年の12月中旬から展開をスタートし、約2か月が経過しますが、ムーンスターがプロモーションを強化し、メディアへの露出を積極的に行っている効果があり、事前にスキルシューターを知って来店される方が多い印象です。コロナ禍ということもあり、爆発的なヒットとまではいきませんが、5~7歳を中心に人気を集めています。新学期需要となる3、4月にさらなる期待がかかります。
・お客さんの反応について
男の子が好むギラギラとしたデザインと、子ども心をくすぐる“スキル”が購入の決め手になっていますね。接客で、アウトソールに搭載されているSKL(スキル)について紹介すると、「履いてみたいね!」「どんな感じに走れるんだろう?」などとワクワクしながらスキルシューターを手にしたり、試し履きをする子どもたちが多いです。
子どもっぽい印象を与えがちな派手目のギラギラとしたデザインは、通常、ママの評価が分かれるところですが、男の子の好きなギラギラ感を全面に押し出している、振り切ったデザインが逆にママたちも受け入れられている感じがします。パパからの評価も高く、「かっこいいデザインですね」といったお声も頂いております。
ブランドの世界観を表現したコーナーづくりを徹底!手書きのポップで商品の特徴を訴求
・売り場づくりのポイントは?
スキルシューターの世界観を表現することを大切にしました。遠くからでも目に留まるよう、店頭壁面に設置したコーナーは、スキルシューターが持つ世界観に引き込まれるような雰囲気に作り込んでいます。
今回は割り切って、子ども靴売り場の装飾にはあまり使用しない黒をベースとした背景を使用。本社から支給される店頭販促物はもちろんのこと、スキルシューターのビジュアルを活用し作成したオリジナルのPOPや、ギラギラと光るパーツを多用し、隙間を埋めることで敢えてガチャガチャ感のあるディスプレイをしてみました。
シューズを置く什器も、ホログラムタイプの折り紙をラミネートして輪にしたものを使用するなど工夫を凝らしています。そして、シューズには商品のポイントをわかりやすく手書きしたポップを1足1足につけています。
【スキルシューターのラインアップを紹介】
新学期需要に向け2月発売の新モデルが登場!