
総会の冒頭、挨拶する藤原会長
全日本革靴工業協同組合連合会は5月16日、台東区民会館で「第33回通常総会」を令和5年度第1回理事会を兼ねて開催した。総会では、令和4年度の事業、収支決算等が報告されたあと、令和5年度の事業計画、収支予算等が提案され、それぞれ承認された。
冒頭、藤原仁会長は、「コロナ禍の位置づけも5月8日には第5類に移行し、現在では浅草を始めとした観光地の賑わいがオーバーツーリズムの対応に追われるほどになっている」と述べる一方、「長期化したコロナ禍で、業界の製造と流通の基盤は大きく損なわれ、ロシアのウクライナ侵攻で原材料価格の高騰に伴う世界的な物価上昇という新しい試練もつくりだした」と語った。