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2024年10月11日

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東京都立皮革技術センター台東支所、10月18日(金)に施設公開――試験研究機関(台東支所)と職業訓練機関(台東分校)を中心に

東京都立皮革技術センター台東支所は10月18日(金)、施設公開を実施する。入場は無料。会場は台東支所(台東区花川戸1-14-16=最寄り駅「浅草」)3階。


実施するのは、①所内見学(試験室および台東分校「製くつ科」を10時、11時、15時半からの計3回案内する)。②展示(革とはきものギャリー)、③靴や履物に関する技術相談。


当日は、皮革関連セミナー(テーマ:靴の安全性~一般靴の靴底耐滑性~)も行われる(定員30人、事前申込制)。なお、台東支所と台東分校は18日(金)、革とモノづくりの奥深い文化や魅力を発信するためのイベント「浅草エーラウンド」にも参加する。


全国の革製履物の製造事業所の約3割が東京都に集中し、さらにその約4割が台東区に所在している。こうした立地条件から東京都は、地場産業振興のため、靴に関する総合的なサービス施設として試験研究機関(台東支所)と職業訓練機関(台東分校)の2組織を同一施設に設置して、連携することで各々の事業に総合効果を発揮させている。


皮革技術センター台東支所は、東京都の地場産業である皮革・靴はきもの産業に係る中小企業の振興に寄与するため、主に技術力の向上を目的に試験、研究、相談指導を行っている。


研究機器をもたない中小企業者等の依頼に応じて各種の試験・検査をする依頼試験、企業・業界の要望や行政課題に応えて、靴の高付加価値化の支援に重点をおいた研究、さらには電話や来所による技術相談を実施している。また、最新の技術・産業情報等の刊行物の発行やセミナーも実施している。


一方、台東分校は、公立の職業訓練施設として全国で唯一「製くつ科」の訓練を行っている。製くつ科は1年制で、革製紳士靴と婦人靴の企画・製甲・底付けなど、製造工程の基本的な知識と技術・技能を学ぶ。また、夜間には、主に中小企業の皮革関連産業従事者を対象に、製靴・修理に関するキャリアアップ講習を15コース実施している。


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