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2025年05月13日

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公益社団法人日本保安用品協会が管理・運営する「プロスニーカー」規格が「ソールタイプⅠ」と「ソールタイプⅡ」の2つの区分に

ソールタイプⅡ(非耐燃料油性ゴム)の文字表示㊨とピクトグラム表示㊧

公益社団法人日本保安用品協会(JSAA)が管理・運営するプロテクティブスニーカー規格(JSAA規格)は、2024年10月から、新たなアウトソール区分「ソールタイプⅡ(非耐燃料油性ゴム)を新設した。これにより従来の認定品を「ソールタイプⅠ」(耐燃料油性ゴム)とし、2つに区分した。


JSAA認定品の表底は、ゴム、発泡ポリウレタン、プラスチックが使われている。これまでゴム製の表底には、引張強度、伸び、引裂強度に加え、燃料油への浸漬のテストが行われていた。分かりやすく言うと、油分を含む床環境での使用を考慮して体積変化率のテストを行い、油を使用する環境下でも靴底が変質しにくいという一定の基準が設けられていた。


JSAA認定品は、油を使用しない作業環境でも着用されている現状を鑑み、今回、従来基準には適応しないゴムの表底製品をソールタイプⅡとした。


JSAAでは、この新たなアウトソール区分の新設に際し、包装にソールタイプⅡ(非耐燃料油底)の表示とピクトグラムまたは文字表示(油環境使用禁止、油環境禁止、非耐油底)の表示、製品にはピクトグラムもしくは文字表示(同)で表示することを規定。油環境で使わないことを明確に表示することで規格化を実現した。


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