
懇親会の冒頭で挨拶する西井英正会長
全日本履物団体協議会は6月11日(水)、東京の上野精養軒で「第48回通常総会および理事会」を開催し、令和6年度事業報告、収支決算および剰余金処分案、令和7年度事業計画案、収支予算案などが審議され、それぞれ承認された。
冒頭、西井英正会長(日本ゴム履物協会会長)は、「1年ほど前は、中小企業その他の給与引き上げに伴う価格への転嫁などの話が多かったが、最近のトランプ関税や備蓄米の話題によって、隠れてしまっている。履物は生活に必要なものでもあり、履物産業が前に進んでいくために、適正な市場価格で取り引きがされるように、それぞれの分野で協力していきたい」と挨拶した。