shoespost

 

 

Shoespost-online

2025年07月12日

Shoespost-online

2025年07月12日

ゴールドウイン、都内の旗艦店「Goldwin Marunouchi(ゴールドウイン 丸の内)」を移転リニューアル

Goldwin Marunouchiの店内

ゴールドウインは、同社オリジナルブランド「ゴールドウイン(Goldwin)」の都内旗艦店「Goldwin Marunouchi(ゴールドウイン 丸の内)」を、6月21日(土)に移転し、リニューアルオープンした。


リニューアルオープンしたGoldwin Marunouchiは、Goldwin Kyotoに続き、新素材研究所の榊田倫之氏が都内で初めて店舗デザインを担当。Goldwinの細部にまでこだわった日本の伝統的・普遍的な美しさが織りなす機能美を体現した製品に加え、ブランドの可能性を引き出すための実験的なプラットフォーム「Goldwin 0(ゴールドウイン ゼロ)」から、新たにトレイルランニングをテーマにしたパフォーマンスコレクションが登場し、移転オープンに合わせて先行販売されている。


2021年にオープンした中国大陸初の直営店「Goldwin Beijing(ゴールドウイン 北京)」からGoldwinの店舗デザインに「サロン」スペースを取り入れてきた。‟Dedication to Detail(細部へのこだわり)”というブランドが大切にする考えのもと、丁寧かつ上質な顧客体験が受け入れられている。日本の店舗でも同様に、サロンスペースを設け、心地よい接客や空間を提供し、世界中から人々が集まる丸の内という場所で、国内外の顧客にブランドの魅力を届け、グローバルでのさらなる認知拡大を目指す。


自然が長い時間をかけて、風に晒されうみだす造形美である地層の「地」とGoldwinが長年追求し培ってきた知識と知見の「知」の層が折り重なるコンセプト「『チ』の集積」を、丸の内店の空間でも展開している。


丸の内仲通りに面するファサードでは、縦に伸びる意匠で天井の高さを強調する竹の桟を採用し、正面ウインドウとサロンには、京都店と同様に竹素材と桐素材を用いている。奥に配置したフィッティングとサロンを兼ねるスペースの壁面には目の詰まった美しい桐の柾目を配し、清浄な気配を引き立たせる緊張感のあるディテールで仕上げ、ブランドの信条でもある‟Dedication to Detail”を表現している。


壁面に使用している黒皮鉄板は、鉄を焼成する際に自然に現れる表面の模様のゆらぎを「風」と見立て、時間の経過によって味わいを深くしていく素材として用いている。また、風に乗って空間全体へと行き渡る音をイメージし、オリジナルのスピーカー「ウコウク」をデザインしている。


「Goldwin 0」のパフォーマンス カプセルコレクションは、同社の富山本店の研究開発施設、ゴールドウイン テック・ラボによる科学検証に基づいたデータと、Goldwin 0クリエイティブディレクター、Nur Abbas (ヌー・アバス) 氏のもつ機能美への尊敬とデザインのこだわりを融合させている。


Goldwin 0として初めてのトレイルランニングをテーマにしたパフォーマンスコレクションは、ランニング時、身体のどこに日射を浴び、どこから発汗するかというデータを算出し、そのヒートマップを元にリフレクト加工された通気口が多数設けられ、アクティビティウェアとしての快適性、安全性をデザインに昇華させた。コレクションは、ロングスリーブTシャツ、ハーフスリーブTシャツ、ショーツ、ハーフタイツ、トレイルパックというラインアップで夏のアクティビティをサポートする。


■「Goldwin Marunouchi(ゴールドウイン 丸の内)」=東京都千代田区丸の内2-6-1 ブリックスクエア1F▽営業時間=11:00~20:00▽店舗面積=約27.8坪▽取扱いアイテム=スキー、アウトドア、アスレチック、ライフスタイルウェア、アクセサリー、バッグなどGoldwinブランドの全カテゴリー


関連記事


注目記事


商品特集

商品特集


連載

  • いちがいもんの独り言
  • フィッティングの技法
  • トレンドを俯瞰する
  • シューズビジネスを考える

有料会員限定記事


カテゴリー別記事

企業

業界

商品

マーケット

サステナビリティ

インタビュー

決算

人事

PAGE TOP