
総会の冒頭、挨拶する山田会長
全日本履物団体協議会(山田晋右会長)は6月14日(水)、上野精養軒で「第46回通常総会・理事会」を開催した。
冒頭、山田会長は「コロナ禍で3年振りの総会となったが、この3年間の履物供給量はほぼ横ばい。2022年はコロナ前の2018年対比で90%となっている(シェア5%の国内生産は同69%、輸入は同91%)。ただし単価は前年比22%上がっており、金額ベースでは2018年と比べても回復してきている。国産も少し上がってきていることから、これからは消費地に根差した我々が元気に活動していかなければならない。価格の上昇は為替や各種経費の問題などさまざまだが、あくまでも消費者にとって価格に見合った付加価値が揃っているかどうかが一番重要。本日の総会は、久し振りに懇親会も行える機会となったので、業界を横断した意見や感想を交わしていただきたい」と挨拶した。