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2024年04月19日

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「三陽山長」から匠シリーズの上をいく最高級コレクション「極(きわみ)」シリーズが登場

三陽山長「極」シリーズ

三陽商会が展開する紳士靴ブランド「三陽山長」は、“上質の限界を突き詰める”をスローガンに掲げ、上級ライン「匠」シリーズのさらに上をゆく最高級コレクション「極(きわみ)」シリーズを直営店5店舗と伊勢丹新宿店、直営オンラインストアで4月26日から発売した。


三陽山長では、2021年にブランド創業20周年を迎えたことを機に、20年の技術を結集したトップグレードシリーズとして「謹製」の名を冠した「プレステージライン」をこれまで計10型発売し、上質を求めるビジネスパーソンから反響を得た。しかし、謹製シリーズに採用されている素材は安定的な入手が非常に困難な希少素材ということもあり、限定足数でしか生産ができなかった。こうしたことを背景に、今春夏は最高峰の本格紳士靴を顧客へ可能な限り継続して提供するべく、品質はそのままに比較的安定した流通量が担保されている高級素材を採用し、三陽山長各店舗で常設可能な最高級コレクションとして極シリーズをローンチした。


極シリーズは、“ニッポン靴”職人が誇る技巧を凝縮した「匠」シリーズの、さらに上をゆくクオリティを実現するため、靴づくりの原点である“素材”を世界最高峰のタンナーから選び抜き、それを日本最高峰の「匠」仕立てによって形にしている。


極の基本的な仕立ては、匠と同様。リブテープとよばれる内部の構造物を省き、履いた瞬間から圧倒的な足馴染みのよさを味わえる同ブランド独自の「フレキシブルグッドイヤーウェルト製法」が最大の特徴。極ならではのポイントは、各所の素材を最高級にアップグレードしていること。


今回発表したモデルはすべて、フランスを代表するタンナー、デュプイ社が手がける「マロカーフ」をアッパーに採用。“水シボ”とよばれる繊細な模様が全体に浮かび、ドレッシーでありながら表情豊かな風合いもたたえる、同社のなかでも最高品質と謳われる高級革。


一方、アウトソールにはイタリアの名門タンナー、ヴォルピ社が手掛ける最高峰の底材「ロッカ」を採用。植物のタンニンでなめしたオークバークベンズで、非常に丈夫ながら柔らかさも備えた希少素材。さらに、ライニングのレザーもデュプイ社製。これまでは期間限定のオーダー会でしか選べなかったもので、有料オプションながら非常に高い人気を博する仕様になっている。


今回発売するファーストコレクションは、ストレートチップ「極 友二郎(きわみ ともじろう)」、スキンステッチUチップ「極 勘三郎(きわみ かんざぶろう)」、スキンステッチローファー「極 弥七郎(きわみ やひちろう)」の3モデル。価格はすべて16万5000円(税込)、サイズは6.0(24㎝)~ 9.0(27㎝)。


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