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2024年09月20日

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フルレングスのズーム X フォームとエア ズームを組み合わせた「エア ジョーダン 39」発売



ナイキジャパンは、「ジョーダンブランド」の「エア ジョーダン 39」の“Sol”カラー(税込3万30円)を、7月23日から、NIKE.COM、JORDAN WORLD OF FLIGHT SHIBUYA、一部のジョーダン取扱店で発売し、その他のカラーも今後順次発売する。


長い歴史をもつエア ジョーダンにおいて、マイケル・ジョーダンのクロスステップの研究が、新しいエア ジョーダン 39を製作する基礎となった。エア ジョーダン 39 のミッドソールは、初めてフルレングスのズーム X フォームとフルレングスのエア ズームを組み合わせ、プレミアムなクッショニングを提供する。


フォームは、エリートレベルのランニング競技でさまざまな記録を打ち立て、パフォーマンスを生み出しているスーパーシューズ(これまでのランニングの常識を打ち破った厚底シューズ)の重要な要素として評価されている。一方、フルレングスのエア ズームは、エア ジョーダン 12に初めて採用されて以降、エア ジョーダン 23 といったアイコニックなモデルにも採用されるなど、ジョーダン ブランドにおける重点を担っている。エア ジョーダン 39のエア ズーム ユニットは、フルレングスのズーム X フォームの中の下部に搭載されており、履きこなすうちにズーム X フォームが足に馴染み、軽量で反発性に優れたシステムを生み出す。


また、刺繍を施したテキスタイルのアッパーは、素早い方向転換の時でも足をしっかりと安定させる構造で作られている。ナイキスポーツ研究所(NSRL)のフットウェアテストから着想を得たコンピュータデザインを採用し、ジョーダン ブランドのデザイナーたちは、クロスステップの動きの仕組みをハイスピードカメラで分析し、方向転換時に屈曲する部位の形を元にした独自のパターンを製作した。パネル部分に使われている天然皮革のオーバーレイは、ストレスのかかる前足部分を支える。アウトソールのすっきりとしたヘリンボーンのトラクションパターンもNSRLの着用試験を元に精査し、方向転換時に最も負荷がかかる部分を補強している。シュータンの高さと踵の周囲も、足首にシューズが当たって擦れないように厳密にテストを行い、測定されている。


ジョーダン ブランド パフォーマンス フットウェア シニア デザイン ディレクターのジョエル・グリーンスパン氏は、「エア ジョーダン 39は、ソール部分がシンプルで上からつま先を見下ろしてもすっきりとした印象。エア ジョーダンの他のモデルと比べるとシンプルに見えるかもしれないが、意図的に行っている。形やバランス、佇まいなどに価値を見出し表現しており、過剰な美しさを見せつけるものは作りたくなかった。言い換えれば、テクノロジーを視覚的に表現したくなかった。アスリートがこのシューズを履いた瞬間に、素晴らしくプレミアムなパフォーマンスシステムを手に入れたことを感じて欲しいと思っている」とコメントしている。


なお、このシューズは、2024年NBAプレーオフの第1ラウンドで、オーランド・マジックのパオロ・バンケロ選手の足もとで初めて登場した。


マイケル・ジョーダンのプレーに敬意を表したオールホワイトのSolのほか、パリの街からインスピレーション得た白と黒のLumier、グオ・アイルンのプレーヤーエディションのGuo Ailun PE、マイケル・ジョーダンの学生時代をオマージュしたライトブルーのUniversity、ニュートラルなカラーリングのBaron、エア ジョーダン 9からインスピレーションされたCroixなどが用意されている。


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