「キーン」からダメージを残さずに自然を楽しむための環境メソッド「LEAVE NO TRACE」とのコラボ第2弾――収益の一部はリーブノートレイスジャパンへ寄付
キーン・ジャパンは、米国オレゴン州ポートランド発のアウトドア・フットウェアブランド「KEEN(キーン)」から、環境に対するインパクトを最小限にアウトドアを楽しむための環境倫理プログラム「LEAVE NO TRACE(リーブノートレイス)」とのコラボレーション第2弾を登場させた。収益の一部が特定非営利活動法人、リーブノートレイスジャパンへ寄付されるコラボレーションモデルは、8月7日より順次、発売中。
LEAVE NO TRACEは、1960年代にアメリカで生まれた環境に対するインパクトを最小限にしてアウトドアを楽しむための環境倫理プログラム。1994年にアメリカで非営利団体、LEAVE NO TRACEが誕生し、2021年には国内でリーブノートレイスジャパンが設立された。キーン・ジャパンは、2016年からLEAVE NO TRACEの支援をスタートし、リーブノートレイスジャパン発足と同時に同団体のオフィシャルサポーターとしてその活動を支えている。
いつまでも自然を楽しむためには、環境に対するインパクトが何かを知り、インパクトを最小限に楽しむことがとても大切。そして、アウトドアを楽しむためのフットウェアもまた、地球環境に配慮した素材と工程で製造されていることが重要。
今シーズンに展開するLEAVE NO TRACEコラボレーション第2弾のベースは、トレッキングシューズの「TARGHEE Ⅱ MID WP(ターギー ツー ミッド ウォータープルーフ)」。幅広のラスト(木型)によるルーミーなトゥボックス構造、足裏の形状に合わせて立体成型され、加重に対しても潰れにくいポリウレタンのLUFTCELL PUのフットベッド、そして、軽量で劣化しにくく、歩行時の衝撃を緩和する硬度の異なる2種の圧縮成型EVAを組み合わせたミッドソールが優れたクッション性と安定性を実現し、中足部のESSシャンクが歩行をサポートする、登山初心者からベテランハイカーまで幅広く支持されているキーンの定番の防水トレッキングシューズ。
ほかのキーンフットウェアと同様に、地球と人という存在を意識してモノ作りをする“CONSCIOUSLY CREATED:地球と人にやさしいツクリカタ”で作られている。発がん性などの健康被害を及ぼすとされ、一度環境に排出されると分解されるのに長い年月がかかる有機フッ素化合物(PFAS=ピーファス)不使用の撥水加工を施し、アッパーには化学物質や廃棄物の管理・エネルギー消費・二酸化炭素排出と多岐に渡り厳しい基準を設けている環境認証団体、LWG(レザーワーキンググループ)認定の皮革を採用。フットベッドの防臭加工からは抗菌剤の代わりに天然由来の力を生かした防臭加工を施すなど、地球環境に配慮した素材と製造方法を取り入れている。
くるぶし部分にLEAVE NO TRACEのロゴ、フットベッドに世界共通の7つの原則を3カ国語でプリントしたスペシャルコラボレーションは、メンズ・ウィメンズ各1色で展開。価格は2万900円。収益の一部はリーブノートレイスジャパンへ寄付され、その活動を支える。