米国ニューバランス社、ボストン本社の向かいにマルチスポーツ施設「The TRACK at New Balance」をオープン
ニューバランスジャパンは、米国ニューバランス社が、TeamNBファミリーのアスリート、プロ、コミュニティのアスリートたちが年間を通じてトレーニングや競技を行える新しいワールドクラスのマルチスポーツ施設「The TRACK at New Balance」を、ボストンのグローバル本社の向かいに立ち上げ、アメリカ時間の4月13日(木)にグランドオープニングイベントが開催された、と発表した。
The TRACK at New Balanceのうち、1万9000平方フィート(約1765㎡)以上をニューバランススポーツリサーチラボ専用としており、高機能画像処理装置、360度モーションキャプチャー装置、足底圧分布測定フォースプレート、最新鋭の高気圧室などを備えている。また、トラックは競技種目に応じてバンク傾斜を変えられる油圧式コースで、幅42インチ、6つのレーンを備えている。
The TRACK at New Balanceの下には、Bowery Groupが運営するニューイングランド最大の5万平方フィート(約4645㎡)のコンサート会場「Roadrunner」があり、幅約18mのステージ、30以上のスピーカーを要し、フロアのどこにいても完璧な景色を楽しめる。
ニューバランス開発グループ社長のジム・ハリデイ氏は、「ニューバランスでThe TRACK at New Balanceの検討を始めたとき、ボストンランディングのコミュニティのための目的地を確実に作り、またニューバランスのスポーツリサーチラボが次のレベルの仕事をできるような空間をデザインしたいと思った」と語っている。「この施設とそこにあるすべてのハイテク機器によって、ニューバランススポーツリサーチラボチームは、アスリートへの調査を強化し、製品全体の技術を向上させることができる」と語っている。
「The TRACK at New Balance」は、ボストン・セルティックスの公式練習場である「Auerbach Center」、ボストン・ブルーインズの公式練習場である「Warrior Ice Arena」、MBTAの通勤電車駅「ボストンランディング」とともに、ニューイングランド地方のスポーツにおける最高の目的地として位置づけられている。「The TRACK at New Balance」を含む、ボストンランディングの開発は、ボストンのオールストンからブライトンにまたがる地区に対するニューバランスの長年のコミットメントと、世界クラスのスポーツイノベーションに対するブランドの継続的な投資を物語っている。
ニューバランス社の社長兼CEOであるジョー・プレストン氏は次のようにコメントしている。「50年前の今月、現会長であるジム・デービスがニューバランス社を買収した。そして妻のアンとともに我々のブランドを、独自の企業文化を維持しながら今日のグローバルアスレチックリーダーへと導いた。また、ボストンのグローバル本社周辺を、アスリートやファンのための活気あるワールドクラスのスポーツハブに完全に変えるという大胆なビジョンを持っており、その一環としてThe TRACK at New Balanceをオープンした。この施設は、あらゆる能力のアスリートに最適なトレーニングとパフォーマンスの場を提供すると同時に、最先端のニューバランススポーツリサーチラボを通して、ニューバランスのイノベーションとテクノロジーを加速させる」