2022年11月15日 企業 フープディドゥ、創業者加藤冨士逸氏のファーストコレクションをオマージュした「2212」を限定販売へ フープディドゥは、1987年に誕生した「フープディドゥ」ブランドが35周年を迎えることを記念して、同社創業者の加藤冨士逸(かとう・ふじいつ)氏が永逝してから見つかったファーストコレクションをオマージュした復刻シリーズ「2212」を、11月からオンラインおよび自社店舗で限定販売する。 「フープディドゥ」は、加藤冨士逸氏の“世の中におもしろい靴を提供したい”という思いから始まったシューズブランド。そのため、当初はインパクトあるデザインが多かった。今回の復刻シリーズ「2212」は、同氏が所有していたファーストコレクションのデザイン画をベースにアレンジ。兵庫・姫路の昭南皮革工業所のヌメ革を染色し、甲部と踵部にアシンメトリーの型押しを施し、加藤冨士逸氏がブランドを起こした当時の“遊び心ある商品”を彷彿とさせるもの。 デザインは、紐靴とスリッポンの2型で、革靴では珍しいグリーンも入れた各4色で展開する。製法はマッケイの日本製。価格は税込4万4000円。同社では11月24日(木)に浅草・雷門に新たなショップ「2212浅草店」をオープンする予定で、それに合わせて販売をスタートする。今後は、インバウンド需要や海外への発信も考えている。