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2024年04月24日

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ゴールドウイン、「ザ・ノース・フェイス」が湘南国際マラソンで成功させた環境負荷低減フォーマットで「せとだレモンマラソン」をサポート――紙コップなどを全廃、コース上に給水タンク・給水ジャグ設置

スウェーデンのプレミアム電動バイクメーカー「CAKE(ケイク)」のクリーンでサステナブルな電動バイク「Makka range(マッカ レンジ)」が先導車に採用された

ゴールドウインが展開する「THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)」は、2月25日(土)に広島県尾道市で開催された「せとだレモンマラソン」(主催:せとだレモンマラソン実行委員会/後援:尾道市/尾道市教育委員会)をサポートした。


今回が初めての開催となる「せとだレモンマラソン」は、地元住民、企業、行政が一体となり運営する地域活性化を目的に実施された大会。『「ヒト」も「まち」も健康になるマラソン大会』を掲げる大会の取り組みの1つとして、大会運営における環境負荷低減を目指し、通常の大会の給水ポイントで使用される大量の紙コップ、プラカップやペットボトルなどを全廃した。


参加ランナーはマイボトル、マイカップを持ちながら走り、コース上の給水ポイントに設置された給水タンクや給水ジャグから水を汲むシステムを採用した。これは、2022年12月にゴールドウインとザ・ノース・フェイスがサポートした「第17回湘南国際マラソン」で初めて実施したマイボトルマラソンのフォーマットを採用したもので、「スポーツを通じて、豊かで健やかな暮らしを実現する」という企業理念のもと、地球環境を改善する循環型社会の実現に向けての取り組みを行っているゴールドウイン、ザ・ノース・フェイスが提案し、進めてきた新たなマラソン大会のスタンダードとしたい取り組み。


「湘南国際マラソン」では、フルマラソンのほか、ファンラン10㎞、2㎞、1.4㎞など、4種目におよそ2万人のランナーが参加したが、大会全体のゴミ排出量は、2019年開催の第14回大会と比べて約70%削減された。なかでも、コース上のゴミに関してはペットボトルの排出をゼロにするなど、約87%のゴミの削減を達成し、最終的なCO₂削減効果は約6トンだった。


「せとだレモンマラソン」は、瀬戸内海の海岸沿いやレモンの木々を通り抜けながら穏やかな島の情景が楽しめ、ハーフマラソンとシーサイドラン(約9㎞)の2種類のコースを設定。コンセプトのひとつに「環境負荷低減へのコミットメント」を掲げ、大量のゴミが出るマラソン大会運営の解決策として、環境負荷を抑える先進的な運営方式を採用した「湘南国際マラソン」並びにそのサポートをしたザ・ノース・フェイスと提携し、「マイボトルマラソン」を成功させた。


また、大会の先導車には、2023年1月にゴールドウインが独占パートナー契約締結を発表したスウェーデンのプレミアム電動バイクメーカー「CAKE(ケイク)」のクリーンでサステナブルな電動バイク「Makka range(マッカ レンジ)」が採用された。


ゴールドウインとザ・ノース・フェイスは、今後も環境負荷を抑える大会運営を目指す他のマラソン大会でのフォーマット採用も視野に入れながら、次回開催予定の「第18回湘南国際マラソン」についても、「せとだレモンマラソン」で得た知見を活かし、さらにクリーンな大会として運営していけるよう検討していく。


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