ニューバランスジャパン、日本の「ニューバランス」サッカーシューズは前年比20%伸長――UKのサッカー担当マーケティングマネージャー「スポーツとカルチャーが交じり合うところで認知度を高める」

ニューバランスUKのAdam Lyon氏㊧、同じくNicola Comley氏㊨、とニューバランスジャパン久保田社長㊥
ニューバランスジャパンは、ニューバランスUKからフットボール(サッカー)のマーケティングおよびカテゴリーマネジャーが来日して、フットボールのローンチイベントを7月に開催した。
ニューバランスUKのNicola Comley(ニコラ・コムリー)フットボールシニアマーケティングマネジャーは、「ニューバランスは、世界各地に根付くことを非常に大事にしている」と語り、とくに13~24歳の層にスポーツとカルチャーが交わるポジションにあるイノベイティブなブランドとして認知度を高めたい、と述べた。
このビジョン実現に向けた3つの要素として、世界中のさまざまなアスリートの知見を得て革新性ある製品をつくり出すこと、世界の若いアスリートが所属するチームともタイアップして根付かせること、そして草の根活動を通したアクティビティを展開している、とし、さらに「ファンカルチャーとのつながりも深めていく」と話した。
さらに「サッカーは、世界の多くの人に関心の高いスポーツであり、ブランドにとっても重要なカテゴリーに位置付けている。ニューバランスは、まだ新参者だが、2021年から2024年の年間複合成長率は全世界で44%となっている。2026年にはワールドカップが控えており、今後さらに成長を遂げたいと考えている」と語った。
次にニューバランスUKのAdam Lyon(アダム・ライアン)フットボールシニアカテゴリーマネジャーが、「ニューバランスのフットボールシューズは、アスリートの意見をフィードバックして毎回、パフォーマンス性を向上、見た目のデザインも改善している」と述べ、サッカーシューズのFuron(フューロン)と442(フォーフォーツー)について、以下のように説明した。
スピードを重視した設計の新Furonは、アッパーにメッシュ素材を採用して180gという市場競争力のある軽量性がポイント。さらに甲部を覆うキャノピー構造と斜めに配したクロージャ―でストライクゾーンを大きくしたシャープタッチ、そして爆発的な動きができるソール構造を特徴にしている。スタッドは日本市場に重要なHG仕様も用意している。

ニューバランスのサッカースパイク。㊧Furon v7、㊨442 v2