800mで優勝した田母神一喜選手(ゼッケン115)
アキレスが日本における総合販売代理店を務めるランニングシューズブランド「BROOKS(ブルックス)」でスポンサー契約を結んでいる中距離専門プロチーム「阿見アスリートクラブ(AC) SHARKS」の3選手が、6月24~27日に大阪・ヤンマースタジアム長居で開催された第105回日本陸上競技選手権大会で優勝および入賞した。
3選手は、「ブルックス」のプロトタイプスパイクを着用して出場し、田母神一喜選手は800m競技でパーソナルベストを記録して優勝、楠康成選手は3000m障害競技で6位入賞、飯島陸斗選手も1500m競技で6位に入賞した。
田母神選手は「日本選手権で初優勝できたことで、たくさんの方々にブルックスのスパイクの良さを発信できた。次は世界に向けて頑張る」、楠選手は「オリンピックへのチャレンジをチームブルックスで戦えたことを誇りに思う。ブルックスとともに日本を代表するアスリートになる」、飯島選手は「一時は先頭に出ることができました。来年の優勝を目指し、ここからもう一度精進する」とコメントしている。
3選手が所属する阿見AC SHARKSは、阿見アスリートクラブ内に2020年4月に誕生した日本陸上界初の中距離専門プロチームで、アキレスは「ブルックス」のシューズとウェアのサポートを行っている。
「ブルックス」は、走力やスピード、トレーニングシーンに合わせて使い分けができるラインアップをもっていることが特徴のひとつ。今回、3選手が使用したスパイクシューズの販売は、現在行っていないが、練習場所やトレーニングの内容に合わせて、さまざまなシューズに履き替えることが可能。
最近のロード練習では、「Ghost(ゴースト)」や「Hyperion Tempo(ハイペリオン テンポ)」を使用して日々のトレーニングを行っている。今後もアキレスは、3選手へのシューズ、ウェア提供を含めたスポンサー契約と並行して、阿見アスリートクラブとともに、「ブルックス」ブランドの国内での認知向上と売上拡大をはかっていく、としている。