連載【いちがいもんの独り言㊵】靴のサイズ表示――展示会は日々の疑問を投げかける絶好の機会

日本のメーカーの靴は足の適合サイズ表示、海外のナショナルブランドは靴内のサイズを表示するのが一般的だと思います(明らかに大きいものも多いのです“汗”)。
それについては、分かって販売すれば良いことなのですが…。世界的なナショナルブランドになると、「〇〇ジャパン」という日本の販社があり、日本人の足や嗜好に合う日本向け商品を企画することがあります。
そのときややこしいのが、本社企画の靴内寸法表示の靴と、日本企画の足の適合サイズ表示の靴が同一ブランドで、混在することがあるということです。
もちろん、海外とは寸法のピッチも違うのでピタリとは合いませんが、同じナショナルブランドでも日本企画の靴だと、同じカテゴリーの靴でもサイズ感が異なることがあります。
営業担当者に質問してもわからない。なので、展示会で、自社のシューズ開発に詳しいメーカーのスタッフと話ができるように、アポイントをとってもらいました。そこで問うと、「実は、そうなんです。徐々に規格を統一していっているのですが、混在しています(汗)」ということがありました。
これは数年前の話なので、今はどうなっているのか、また聞いてみたくなりました。因みにDとか2Eの幅表示も日本とは少し異なります。
ぜひ、日々の販売で気になっていることや、“アレっ”と感じることなど、展示会に行くなら良い機会なので、普段会えないシューズ開発に関わる人にアポイントをとっておいて、ここぞとばかり、質問を投げかけてみませんか?
きっちり対応してもらえれば信頼と愛着が湧くし、そうでないと逆もあるかなぁ。“へぇ〜っ”て言うマニアックな話も聞けるかもしれません!? ワクチンも7月中に打てるので、そろそろ久しぶりに都会の展示会に行こうかな?
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