「ずかん 世界のくつ・はきもの」(技術評論社)定価税込2948円(本体2680円+税)
技術評論社の子ども向け書籍、ずかんシリーズから「ずかん 世界のくつ・はきもの」が9月14日に発刊された。監修したのは、ICOM COSTUME COMMITTEE MEMBETRで学芸員、バチェラーシューフィッター、幼児・子ども専門シューフィッター、シニア専門シューフィッターの資格をもち、国内外で世界の靴・はきものの調査・研究をしている鈴木絵美留さん。
「ずかん 世界のくつ・はきもの」は、第1章「くつ・はきもの海外編」、第2章「くつ・はきもの日本編」、第3章「いろいろなくつ・はきもの」の3章構成で、さまざまな靴を紹介。
第1章ではアフリカからヨーロッパ、アジア、南北アメリカまで、42カ国のくつ・はきものが写真を交えて紹介されている。第2章では、わらじ、ぞうり、げたから雪国のはきもの、仕事のはきものなどを、第3章では、すべるはきもの、芸能のはきもの、忍者のはきもの、スポーツのはきもの等を紹介している。
また、型紙をダウンロードしてスリッパやモカシンなどをつくれる「作ってみよう」コーナーやミニコラムなども用意している。
鈴木さんは2020年秋に開催された福山市松永はきもの資料館開館5周年を記念した特別展「西洋靴150年展」のディレクションも担当した。
■「ずかん 世界のくつ・はきもの」(技術評論社)=オールカラーA4判、127ページ、定価税込2948円(本体2680円+税)