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2022年05月18日

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新しい奈良の革靴「KOTOKA(コトカ)」から奈良の墨で染めた革でつくった限定品をECで発売



奈良靴産業協同組合は、奈良の靴メーカー7社が共同で開発し、分担して製造、ウェブサイトを通して販売する「KOTOKA」から、奈良の墨で染めた和牛の革を使った限定品を開発した。


墨は奈良の名産品であり、1400年前から変わらない手作業により国内の生産のほとんどが奈良県内に8カ所ほどある工房で生産されている。菜種油の煤と膠(にかわ)を練り合わせた練り墨を型に嵌めて何年もかけてゆっくり乾かし、手間と暇を重ねてつくられる。


墨の色素は粒子が大きく、革を染めるのに適しているとはいえないが、今回は試行錯誤を重ね、7代続く奈良の墨工房「錦光園」の協力を得て、練り墨からつくった墨液で植物タンニンでなめした和牛の革の銀面(表面)を染め、墨だけが持つ素朴で暖かい色合いを出すことに成功した。


デザインは4つ。「一枚革ダービー」(KTO-2003、税込3万8500円)は、足指あたりにゆとりのある木型でつくられた紐靴。クッション性のあるソールを使って、ステッチダウン製法でつくられている。「飛鳥ホールカット」(KTO-4003、税込3万8500円)は、つま先に程よい丸みを持たせたラウンドタイプの木型を使った紐靴。ソールは本革にラバーを組み合わせた頑丈なもの。マッケイ製法でつくられている。


「オリンピアン」(KTO-5003、税込3万5200円)は、古い時代のスポーツシューズに着想を得たデザイン。足指あたりにゆとりのある木型とつま先まで靴紐を配した設計でしっかりと足にフィット。グリップの良いヴィブラム社のアスペンソール。セメント製法で軽快につくられている。


「一枚革スリッポン」(KTO-5003、税込3万8500円)は、無駄を削ぎ落としたデザインのスリッポン。スマートなラウンド木型でつくられた流麗な靴。靴底は、馴染みの良い革の踏みつけ部分にラバーをセットしグリップを良くしたもの。マッケイ製法でスリムにつくられている。


いずれも少量の限定生産となり、発売は4月後半を予定。通常の「KOTOKA」ロゴの代わりに「古都靴」の篆刻印が押され、奈良「錦光園」の墨で手書きされたラベルの特製ボックス入り。すべてウェブサイトを通しての販売となる。


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