2022年4月5日 商品 ウォーキングシューズ「ペダラ」からエネルギーをセーブして効率的に歩ける「PEDARA RIDEWALK」を発売 アシックスジャパンは、ウォーキングシューズの「PEDARA(ペダラ)」シリーズから、歩行に要するエネルギーをセーブするなど歩行効率を追求し、長時間でも快適に歩けるようにした新コンセプトのシューズ「PEDARA RIDEWALK(ペダラ ライドウォーク)」3品番をアシックスオンラインストアやアシックスグループの直営店「アシックスウォーキング」、全国の百貨店などで発売した。価格は2万9700円(税込)。 靴底前部にカーブを設けることで、少ないエネルギーで足を前に運べるようにしたことが特徴。アシックススポーツ工学研究所で解析した歩行動作をもとにカーブの立ち上がり位置や角度、素材の硬度や配置などを工夫し、歩行時のエネルギー消費につながるといわれる足首の屈曲を抑えるようにした。 この構造は、同社が2019年2月に発売したランニングシューズ「METARIDE(メタライド)」に搭載しているGUIDESOLE(ガイドソール)テクノロジーから着想を得ながら、街履きとしての用途を想定し、軽さや足元の安定性にもこだわり開発した。 アシックススポーツ工学研究所フットウエア機能研究チームの鏡味佳奈さんは「“走る”と“歩く”では、体の動かし方が大きく異なる。ランニングは基本的に片足しか接地していないが、ウォーキングは片足もしくは両足で支持するため、使用する筋肉に違いがある。また、ウォーキングでは立ち止まる機会も多く、転がり過ぎる靴底では安定感を欠いてしまう。『PEDARA RIDEWALK』は歩行動作の特徴に合わせ、つま先のカーブが始まる位置をランニングシューズよりもつま先寄りにし、靴底前部にフラットゾーンを設けることで、安定感と蹴り出しのしやすさを考慮した設計となっている」と説明している。 商品は、男性用(24.0~28.0㎝)がレースアップタイプ1型2色(ホワイト×ホワイト、ブラック×ブラック)、女性用(22.0~25.0㎝)がレースアップタイプ(ベージュ×ベージュ、ブラック×ブラック、ホワイト×ホワイト)とベルトタイプ(ベージュ×ベージュ、ブラック×ブラック)の2型5色。アッパーは天然皮革を採用し、艶のある革、マットな革と表情が異なる素材を組み合わせることで、上品さを引き立てたデザインとしている。