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2025年05月15日

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「オールバーズ」の‟世界初”ネット・ゼロカーボン・シューズ「M0.0NSHOT Zero(ムーンショットゼロ)」が4月5日(土)、Allbirds 丸の内店のみで75足を限定発売



ゴールドウインは、同社が展開する「Allbirds(オールバーズ)」の世界で初めてのネット・ゼロカーボン・シューズ「M0.0NSHOT Zero(ムーンショットゼロ)」を、Allbirds 丸の内店で4月5日(土)に75足の数量限定で販売する。


地球全体での平均気温はこの100年間で約0.7度上昇したといわれており、重さが1兆㌧にものぼる地球最大の氷山が地球温暖化の影響で漂流するなど、気候変動の進行やその影響は留まることを知らない。


2016年にサンフランシスコで創業したAllbirdsは、「ビジネスの力で気候変動を逆転させる」というミッションを掲げ、プロダクト開発に取り組んできた。そして、ミッション実現のために長年掲げてきた「カーボンフットプリントゼロ」という理想を具現化したM0.0NSHOT Zeroの製品化に至った。


素材選定から製造、輸送に至るまであらゆる工程を見直し、従来のシューズが製品1つにつき平均14kgの二酸化炭素を排出するなかで、M0.0NSHOT Zeroは二酸化炭素換算排出量0kgを、世界のファッション業界で初めて(同社調べ)達成した。


M0.0NSHOT Zeroのアッパーには、農場から排出される炭素の約2倍の炭素を隔離するニュージーランドのレイク・ハウェア・ステーションから調達したカーボン・ネガティブな再生型農業ウールを使用、ミッドソールはサトウキビ由来のSuperlightFoamを、前方に取り付けられたロゴには、マンゴーマテリアルズ社との提携により、メタンから生成されたプラスチックを使用した。また、シューズ袋はカーボンニュートラルな素材であるサトウキビを原料としたポリエチレン製で、輸送時の重量とスペースを軽減する。


一方で、「ビジネスの力で気候変動を逆転させる」ことはAllbirds単独の力だけでは成しえないと考えており、 Allbirdsが開発に伴い得た知見やプロセスをすべてオープンソース化し、誰もがゼロカーボン・シューズないしはカーボンネガティブなシューズを生み出せるようにしている。ゴールドウインでは、これまでどうしても温室効果ガスを排出してしまう構造だったファッション業界にとっても、飛躍的な一歩となればと考えている。


M0.0NSHOT Zeroは、世界ではニューヨーク、ロンドン、ドバイ、ソウル、そして東京で合計500足のみで限定販売される。Allbirds 丸の内店での販売足数75足は、ニューヨークに次ぐ販売足数になるという。サイズ展開は24〜29㎝で、展開カラーはNatural Black、Sunny Marigold (Natural Black Sole)。価格は3万5200円(税込)。


■「Allbirds 丸の内(オールバーズ丸の内)」=東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1階 105区、TEL 03-6812-2580▽営業時間=11:00〜 20:00、日・祝日10:00〜19:00、不定休


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