
イーベイ・ジャパンのカテゴリーマネジメント部中里力部長
イーベイ・ジャパンの越境ECの成長率は、2020年の19%増に対して、2021年は40%増という結果だった。日本単体の取引高は公表していないが、この1年で過去5年間と同等の成長をつくることができ、イーベイ・グローバルのなかでも越境取引としては、最も成長率の高い国となっている。イーベイ・ジャパンのカテゴリーマネジメント部中里力部長が、成長の著しいカテゴリーや成長の理由などについて説明した。
成長の要因で最も大きな後押しとなったのは、強みであるEnthusiast(エンスージアスト)カテゴリー、いわゆるマニア、愛好家、コレクターが多いカテゴリーを各国のイーベイチームが強化してきたことが挙げられる。エンスージアストが好む希少価値の高い商品の多くが日本から販売され、そしてまだ多くが眠っている。継続してそうした商品を日本のセラーを通じてグローバルバイヤーへ提供してきた。40%の成長はその結果だと思っている。