2022年9月15日 企業 インターナショナルシューズ、“品質とストーリーで勝負する”OSAKA Madeのレザースニーカー「brightway(ブライトウェイ)」を訴求 インターナショナルシューズ(大阪市浪速区、上田陽一代表取締役社長)は、オリジナルブランドの国産スニーカー「brightway(ブライトウェイ)」を立ち上げ、卸販売とEコマース、ポップアップショップで展開している。 同社は、創業70年に迫る婦人靴メーカーで、現在もパンプスやロングブーツなどの婦人靴をOEM供給している。そうしたなか、これまで培ってきた製靴技術を応用し、「自分が欲しいものがつくりたい」という思いで、上田誠一郎専務取締役がスタートさせたのが、「brightway」。上田専務は「長く愛されるものをつくりたい」という信念のもと、シーズンレス、エイジレス、ボーダレス、タイムレスで履けるシンプルでミニマルなスニーカーを生み出した。 木型は、上田専務自ら削り出して何度も調整。アッパーのレザーを始めとする素材は、アウトソールを除き国内で調達し、大阪・大国町の自社工場で裁断、縫製から底付け(セメント製法)まで行っている。また、長く愛用してもらいたいとの思いから、スニーカーブランドとしては珍しいオールソールのリペアも受け付ける。 2020年3月にクラウドファンディングサイトのMakuakeでデビュー販売を行い、応援購入総額は目標を大幅に上回った。その後、同年夏から一般販売を開始している。現在、アイテムは、「本当に良いモノを提供するために極限まで絞り込んだ」という2デザイン(シューレースタイプ、スリッポンタイプ)各3色(ブラック、ホワイト、オールブラック)。価格は2万8600円(税込)。上田専務は、シューズ上でのロゴ等の露出も極力抑え、「品質とストーリーで勝負する」と語る。 レギュラーモデルは、モノトーンで統一しているが、ポップアップショップの展開ではカラーオーダー会も実施し、国内の自社工場で靴づくりを行っている優位性を生かしたカスタム対応も始めている。 「brightway」のブランド名には、靴づくりに関わるすべての人が輝く未来(brightway)を歩めるように、またこうしたブランドや靴づくりが素敵な方法(brightway)と認められるように、という2つの意味が込められている。