浅草の若手靴職人が一堂に会す「浅草靴やしき」。上段左から、「RENDO/レンド」吉田祥之氏、「’S/ズ」秋好俊彦氏、「SANTARI/サンタリ」舘篤史氏、「When/ウェン」小林晃太氏、下段左から、「Arch Kerry/アーチケリー」清水川栄氏、「DOUBLE FOOT WEAR/ダブルフットウェア」中原隆将氏、「BROTHER BRIDGE/ブラザーブリッジ」志田宏樹氏、「The Ruttshoes &Co./ラッドシューズ」川村健氏

三越伊勢丹ホールディングスは、9月21日（水）から10月4日（火）まで、伊勢丹新宿店 メンズ館1階 プロモーション・地下1階 紳士靴を会場に、国内最大規模の靴の祭典「ISETAN靴博2022」を開催する。

6回目となる今回は、「Meets Your Needs!!」をテーマに、顧客から生まれたニーズを1つひとつ叶えるため、物・人・文化が生む興味や関心にフォーカスし、各国ブランドやコミュニティとつながる企画を用意している。顧客からのリクエストにより製品化した約30ブランド約70型といった圧巻の別注・先行・限定品の品揃えに加え、今注目の浅草新鋭ブランドによるパーソナルオーダー会や、全国から腕利きが集うシューシャイン（靴磨き）サービスなど、来店者の興味のある切り口から楽しめる多彩なコンテンツが集結する。

靴博別注は、開催約半年前からInstagramやLINEで「理想の１足」を募り、各国ブランドと試行を重ね実現。ブランドはJOHN LOBB（ジョンロブ）、EDWARD GREEN（エドワード グリーン）、CROCKETT＆JONES（クロケット＆ジョーンズ）、Stefano Bemer（ステファノ ベーメル）、Le Yucca’s（レ ユッカス）、F.lli Giacometti（フラテッリ ジャコメッティ）など、靴博限定モデルや伊勢丹新宿店先行販売モデルを総勢31ブランド約70型を用意する。

新鋭ブランドが台頭する浅草に注目した「浅草靴やしき」では、浅草の若手靴職人が一堂に会すオーダー会を開催する。オーダー会参加ブランドは、9月21日(水)～9月27日(火)が「Arch Kerry/アーチケリー」「BROTHER BRIDGE/ブラザーブリッジ」「The Ruttshoes &Co./ラッドシューズ」「SANTARI/サンタリ」「When/ウェン」。9月28日(水)～10月4日(火)が「Arch Kerry/アーチケリー」「DOUBLE FOOT WEAR/ダブルフットウェア」「RENDO/レンド」「SANTARI/サンタリ」「’S/ズ」。

また、「ビンテージ靴の面白さにハマった！」という声に応え、高円寺でビンテージドレスシューズなど専門性の高い6店舗を展開する「SAFARI（サファリ）を迎え、人気ブランドの廃版モデルやビスポークなど、一見の価値ある約150足が集結する。日本を代表するシューズブランド「REGAL（リーガル）」からは「REGAL VINATAGE（リーガルヴィンテージ）」が登場。古靴の中から良質なものをピックアップし、リソールやリメイクして販売するプロジェクトで、発見する楽しみや、いい靴を次の世代へ繋ぐ “シューズアップサイクル”の面白さを提案する。

さらに、歴代の靴博で大きな話題を呼んだ「コスパ靴」がパワーアップしてカムバック。靴博初参加のイギリスの名門「BARKER（バーカー）」から、英国靴ならではの堅牢な作りを3万円台で叶えたコスパシューズが登場するほか、「バーウィック社」の協力によりグッドイヤーウェルテッド製法、フランス・デュプイ社のレザー、ドイツ・レンデンバッハ社のソールを採用し、新進ブランドながら昨年即完売した「Kruger ＆ Brent（クルーガー＆ブレント）」による第2弾モデルを先行発売する。また静岡県焼津市を拠点にする大人気D2Cブランド「RAYMAR（レイマー）」も2年振りとなる参加が決定。

昨年は2日間で約60人が経験し、盛況に終わったシューシャイン（靴磨き）は、全国から著名シューシャイナーが週替わりで参加し規模がパワーアップ。その名の通りスタンドのようにサクッと気軽に立ち寄れる空間は、高級靴磨きの立役者である「Brift H（ブリフトアッシュ）」を筆頭に総勢6ショップ・7人の靴磨き職人が全国各地から集結する。メニューは30分2200円から。