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2025年02月19日

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「アシックス」の箱根駅伝でのシェアは4年連続でアップ――今年は54人が着用しシェアは25.7%に



アシックスジャパンは、1月2日、3日に開催された「第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)」の「アシックス」シューズの着用状況について公表した。


2021年に“着用率ゼロ”だったアシックスの評価は、年々上がっており、2025年は4年連続でシェアが伸びた。そんな勢いに乗るアシックスの躍進を支えたのは、アスリートからのリアルな声を元に改良を続けて開発された「METASPEED(メタスピード)」シリーズ。背景には、選手によって異なる走法に着目し、安定性を保ちながらも軽量性、反発性、クッション性など、あらゆる側面からパフォーマンスの最大化を追求したアシックス独自の戦略があった。


2025年の箱根駅伝では、210人中54人がMETASPEEDシリーズを着用し、シューズシェア率は前年から0.9ポイントアップの25.7%となった。1区2位の帰山侑大選手(駒澤大学)、5区2位の工藤慎作選手(早稲田大学)、6区2位の伊藤蒼唯選手(駒澤大学)を筆頭に、多くの活躍選手がMETASPEEDシリーズで好記録を残した。


全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝、1月1日開催)では、昨年から着用率が6.7%アップ。第1区区間賞の長嶋幸宝選手(旭化成)がMETASPEED SKYシリーズを着用した。また、各区間順位5位以内のシェア率が37%と伸長、1位~3位のチームにMETASPEEDシリーズの着用者が走るなど、“勝てるシューズ”の開発を続けてきたCプロジェクトの成果を物語る結果となった。


さらに、2024年に実施した出雲駅伝では、前年から着用率4.4%アップ。同年箱根予選会では、前年から着用率7.6%アップと、順調にシェアを伸ばした。また、2024全日本駅伝大会では、前年から着用率が2.7%アップ。第1区区間賞の平島龍斗選手(日本体育大学 )、第8区区間賞の山川拓馬選手(駒澤大学)がMETASPEEDシリーズを着用し、箱根駅伝に向けて着々と実績を積み重ねてきた(以上のシェア率はすべてプラチナム調べ)。


METASPEEDシリーズは、スピードを上げるに従い、主に一歩の歩幅(ステップ長)が変化するストライド型と、スピードを上げるに従い、一歩の歩幅も足の回転数(ピッチ)も変化するピッチ型の走法の違いに着目したシューズ。なかでも今年発売した「METASPEED SKY PARIS」と「METASPEED EDGE PARIS」は、ランナーが疲労したときでも適切な姿勢とキック時の角度をキープでき、レース後半でもストライドを保てるよう設計した。この設計によって、スタートからゴールまで、自身のパフォーマンスを最大限発揮できると、選手からは安定性を筆頭に「シューズ機能のバランスの良さ」が評価されている。


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