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2025年06月17日

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ゴールドウイン、「ゴールドウイン」の関西エリア初の旗艦店「Goldwin Kyoto」を5月23日(金)にオープン――国内初の「新素材研究所」デザインの店舗で「履物 関づか」とコラボした草履も限定販売

履物 関づかと協業して限定販売される草履。㊧ブラック、㊨タン

ゴールドウインとバディー(京都市中京区、堂阪友幹社長)は、「ゴールドウイン(Goldwin)」ブランドの関西エリア初の旗艦店「Goldwin Kyoto(ゴールドウイン 京都)」を、5月23日(金)にオープンする。


新素材研究所が手がける国内初の京都店は、中庭に向かって真っ直ぐに風が通るような空間で構成し、敷地前庭から中庭まで床に石を敷き詰めることで連続性を持たせ、外から内へと誘い込むような演出をしている。店頭には風が運ぶ寓意に富んだあらゆるものを受けとめる象徴的な器として、大型の本御影石の器を配置。サロンでは床に敷いた絨毯に柳柄を採用し、色のゆらぎが見えるようにグラデーションを施したかすり染の糸を使って織り込んだ、ハンドタフトで仕上げている。


また、壁面や建具にしなやかにたくましく伸びる桐と竹を用いることでブランドの躍進する姿を表現し、什器はブランドの起源を象徴するスキーをデザインモチーフとしてかたちに落とし込んだ。時間の経過による風化を表現するために、前庭と中庭には肥留川石や木曽石などの美しい自然石を用いている。外から飛来するさまざまな種が景石や石積の陰に自然と根付き、芽吹き、変化していく姿に、風がもたらす自然の循環を感じてもらう庭を目指した。


同社の川田慎二常務執行役員ゴールドウイン事業本部長は、「京都は、日本の伝統とモダンが交錯する特別な場所であり、私たちのブランドがここで新たなスタートを切ることに深い意義を感じている。Goldwinは、機能性とデザイン性を兼ね備えたウェアを通じて、多くの顧客にアクティブなライフスタイルを提案してきた。新しいショップでは、私たちの最新コレクションを楽しめるだけでなく、京都の自然を感じながら快適に過ごせる空間を提供する」とコメントしている。


Goldwin Kyotoでは、履物 関づか(関塚真司代表)との協業による、日本の伝統と現代の機能性が出会う草履を限定販売する。Goldwinが掲げる“自然と都市をつなぐ”という思想と、関塚氏の手仕事による履物づくりが出会い、日本の伝統と現代の機能性が出会う特別な一足が誕生した。デザインは、履物職人・関塚氏が展開する定番モデルをベースに、日本古来の履物文化を尊重しつつ、現代のライフスタイルに自然と溶け込むよう再構築された。


台には、上質な天然皮革を採用し、ソールには登山靴に用いられる優れたグリップ力と耐久性を誇るVibram Sole(ヴィブラムソール)を搭載。さらに、鼻緒部分にはアパレル生産工程で発生した残布を再利用し、環境への配慮と機能性、足をやさしく包み込むような設計を両立させた。この製品は、後日Goldwin Online Storeでも発売予定。カラーはブラックとタンがあり、XS~XL(22~28㎝に対応)の4サイズ展開。価格は6万3800円(税込)。京都店のオープンに際し、草履と合わせて楽しめるオリジナル柄を施したGoldwinの足袋型「ペーパーファイバーソックス」を数量限定で用意している。


■「Goldwin Kyoto(ゴールドウイン 京都)」=京都府京都市中京区坂井町460番▽営業時間=月~金12:00~19:00、土・日・祝11:00~19:00▽店舗面積=約54.7坪▽取扱アイテム=スキー・アウトドア・アスレチック・ライフスタイルウェア、アクセサリー、バッグなどGoldwinブランドの全カテゴリー


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