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2025年07月12日

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AI真贋鑑定サービスの「フェイクバスターズ」がスニーカーの鑑定対象ブランドを拡大――「HOKA」や「On」など5ブランドを加え全14ブランドに



AI真贋鑑定サービス「フェイクバスターズ」を運営するIVAは、真贋鑑定サービスにおけるスニーカーブランドの鑑定範囲を拡大した。


近年、スニーカーの2次流通市場は世界的に拡大を続けている。市場調査機関のMarket Decipherの調査によると、スニーカーのリセール市場は2023年に115億㌦(約1.8兆円)規模に達し、2032年には532億㌦(約8.3兆円)まで拡大すると見込まれている。フリマアプリやオンラインマーケットプレイスの普及により売買のハードルが下がった一方、偽造品の流通は依然として大きな課題であり、信頼できる真贋鑑定サービスへのニーズがますます高まっている。


今回、鑑定対象に追加したブランドは、2次流通市場での偽造品流通が多いことが課題となっており、鑑定に関して多くの要望が寄せられていいた。こうした顧客ニーズに応えるため、同社では鑑定対象ブランドを拡大することにしたもの。


今回、鑑定対象に追加したブランドは、「HOKA(ホカ)」「On(オン)」「Onitsuka Tiger(オニツカタイガー)」「SALOMON(サロモン)」「UNDER ARMOUR(アンダーアーマー)」の5ブランドで、これまでのナイキ、アディダス、イージー、コンバース、プーマ、ニューバランス、バレンシアガ、リーボック、アシックスを含めた合計14ブランドの鑑定が可能になった。


なお、鑑定価格は、自身で撮影した商品画像をもとに鑑定する「クイック鑑定」が税込550円、商品を郵送して専門の鑑定チームがAI鑑定と各種専門機器を駆使して詳細な鑑定を実施する「コンプリート鑑定」が税込3300円となっている。コンプリート鑑定によって正規品と鑑定された商品には、シリアルナンバー入りのメタル製フェイクバスターズタグと鑑定証明書を提供し、鑑定結果を保証する。


フェイクバスターズは、偽造品が多く流通している約200ブランドを対象とした、累計鑑定数180万件を超える国内シェアNo.1(自社調べ)のAI真贋鑑定サービス。膨大なデータ基盤と豊富な鑑定ナレッジから開発されたAI鑑定に加え、多彩な経歴を持つ鑑定チームと最新鋭の専門機器を駆使して、正確かつ迅速に鑑定を行う。


国内のマーケットプレイスやリユース企業を中心に数多くの企業と取り組みを拡大する一方で、2023年6月に台湾拠点、同年9月に中国法人を開設し、事業の海外展開も強く推進してきた。今後は、日本市場のみならずアジア市場、欧米市場、欧州市場への展開も進めていく、としている。


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