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2025年11月25日
フランスの皮革メーカー13社が「第110回東京レザーフェア」に出展
12月4日(木)~5日(金)に開催される「第110回東京レザーフェア」に、フランスを代表する13の皮革メーカー(タンナー)が出展する。フランスのレザー産業は、環境への配慮と高い品質を両立させた持続可能なものづくりを実現しており、こうした取り組みはサステナブルな未来を目指すラグジュアリーブランドとの連携にもつながっている。
フランスの皮革加工産業は、100年以上にわたり培われた卓越した技術と革新性を誇り、世代を超えて受け継がれてきた職人技は、世界のラグジュアリーブランドの厳しい要求にも応えている。タンナーという仕事は食肉産業から出る皮を有効活用し、資源の最適利用や廃棄物の削減に貢献している。フランスでは、製造工程における水の使用量や化学物質の管理に厳しい基準が設けられ、環境負荷の低減がはかられている。
東京レザーフェアでは、フランスを代表する13のタンナーが、職人たちの創造性と高度な技術、そして責任あるものづくりへの取り組みを通して生まれる、フランスの伝統と未来を象徴する多彩なレザーを披露する。
今回は、1860年創業の高級ラムスキンのスペシャリスト「MÉGISSERIE BODIN JOYEUX」、手触りやカラーバリエーションに優れた高付加価値ラムスキンを提案する老舗タンナー「MÉGISSERIE RICHARD」、17世紀から続く伝統を受け継ぎ、希少なゴートスキンを手作業で鞣す「TANNERIE MÉGISSERIE ALRAN SAS」、馬具専門から発展し高機能レザーを生み出す「TANNERIE ARNAL SAS」、伝統製法でラムスキンを加工する「MÉGISSERIE RAYNAUD JEUNE」など、各社が独自の歴史と技術を披露する。
またHCPグループとして、「TANNERIE D’ANNONAY」(世界のハイブランドから信頼を集める老舗タンナー)、「TANNERIES DU PUY」(ボックスカーフの高い専門技術で知られるメーカー)、「TANNERIE GAL」(植物タンニンなめしの伝統を守るブランド)、「MÉGISSERIE JULLIEN」(高級ゴートスキンのスペシャリスト)が、それぞれの専門性とグループのエコシステムを活かした多様な製品を展開する。
さらに、香港で開催されたAPLF 2024(Asia Pacific Leather fair 2024)でイノベーション賞を受賞した「HIRIAR」、LVMHグループの一員として卓越した職人技を継承する「TANNERIES ROUX」、ストレッチレザーのパイオニア「MÉGISSERIE CUIRS DU FUTUR」、色彩と滑らかさで評価される「TANNERIE REMY CARRIAT」らが出展し、フランス皮革産業の多様性と革新性を体現する。
参加ブランドは、靴やバッグ、衣料品、馬具、家具、製本など多岐にわたる分野で高く評価され、多くのブランドが国際的なサステナビリティ認証であるLWG(Leather Working Group)や、フランス政府が認定する伝統技術の証であるEPV(フランス無形文化財企業)を取得するなど、環境への配慮や、厳しい品質基準を満たした製品を提供している。
フランス皮革産業連盟(FFTM)は、フランス国内の皮革加工業者を代表する唯一の業界団体。100年以上の歴史をもち、現在では1750人が就業する約50の企業が加盟しており、年間売上高は4億5000万ユーロ(約800億円)と、フランスならではの卓越した皮革加工技術を体現している。
FFTMは、業界の利益を守り、国内外において加盟企業の発展を支援するとともに、経済・社会・環境の各側面において責任ある革新的で持続可能な産業の推進に尽力している。その活動の一環として、輸出ミッション、国内外の見本市への出展を継続的に行っており、日本においては、2017年から東京レザーフェアに参加している。
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